オール電化の電気代を節約するポイントは電気を使う時間帯にあり!
この記事の目次
電気をたくさん使うオール電化の家庭の電気代を節約するには、電気を使う時間帯に注目です。
電気を使う時間帯を上手に工夫してオール電化の電気代を大きく節約する方法をご説明します。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
オール電化の電気代を節約するにはまず適切なプランを使うこと
オール電化住宅は夜間にお湯をためたり蓄熱をするため、夜間の電気の単価が安い電気料金プランを使います。
夜間の電気の単価が安い電気料金プランはいくつかあり、自由に選べるので、そのご家庭の人数や生活スタイルに一番見合った電気料金プランを選ぶことが電気代節約への第一歩です。
プランの電気の単価が「安い時間帯」「高い時間帯」を把握して節約
オール電化の電気代を節約するためには、上記でご説明したようにご家庭に最適な料金プランを選んだ上で、そのプランの単価が「安い時間帯」「高い時間帯」をしっかりと把握し、時間帯に合わせた電気の使い方をしていくことが大切です。
オール電化向けプランの特徴を把握する
オール電化向けの電気料金プランは、夜間の電気料金が割安に設定されているという特徴があります。東京電力エナジーパートナー(以下、「東京電力EP」)のオール電化向けの料金プランを例にみてみましょう。
東京電力EPには、「電化上手」「スマートライフプラン」があります。どちらのプランとも電気の使用時間帯によって電気料金が異なります。時間帯ごとの電気料金を把握し、電気を使う時間を使い分けることで、オール電化の電気代を上手に節約していくことができますよ。
「電化上手」
東京電力EP「従量電灯B」と比べ昼間時間のは割高ですが、夜間の電力量料金が割安に設定されています。「電化上手」は、現在新規受付を終了しています。
区分 | 単位 | 東京電力EP「電化上手」料金(消費税率10%) | ||
---|---|---|---|---|
基本料金 | 〜6kVA | 1契約 | 1320円00銭 | |
7kVA~10kVA | 2200円00銭 | |||
11kVA〜 | 1kVA | 286円00銭 | ||
電力量料金 | 昼間時間 10時〜17時 | 夏季(毎年7月1日~9月30日) | 1kWh | 39円44銭 |
その他季(毎年10月1日~翌年6月30日) | 32円32銭 | |||
朝晩時間 7時〜10時/17時〜23時 | 26円49銭 | |||
夜間時間 23時〜翌7時 | 12円48銭 |
「スマートライフプラン」
東京電力EP「従量電灯B」と比べ6時~翌1時は割高ですが、1時~6時の電力量料金が割安に設定されています。「スマートライフプラン」は、現在新規受付を終了しています。
区分 | 東京電力EP「スマートライフプラン」料金(消費税率10%) | ||
---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 458円33銭 | |
電力量料金 | 6時〜翌午前1時 | 1kWh | 25円80銭 |
1時〜6時 | 17円78銭 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235円84銭 |
なお「スマートライフプラン」はスマート契約で基本料金が決定されます。スマート契約では、その月と過去11カ月のうちで、もっとも多くの電気を同時に使った30分間の使用量が契約電力(kW)となり、その契約電力量の大きさによって基本料金が自動的に設定されます。
東京電力スマート契約について、さらにくわしくは以下の記事で説明しています。
時間帯によって電気を使い分けていくとお得に
時間帯別に電気を上手に使い分けていくには以下のポイントに注意しましょう。
- 電気料金が割高になっている時間帯は、できるだけ電気を使わない工夫をする。
- 消費電力の大きい家電を使う時間を、電気料金が割安な夜間へずらす工夫をする。
電気を使う時間を、電気料金が割高な時間帯から割安な時間帯へ上手にずらしていきましょう。
上手な時間のずらし方の例は以下の記事で詳しく紹介しています。
消費電力の大きい家電を知っておこう
電気を使う時間帯を工夫したいときに、消費電力の大きい家電を知っておくと工夫がしやすくなります。主な家電の消費電力(最大使用時)は以下のようになります。
- IHクッキングヒーター
(ビルトインタイプ
3口+グリル) - 5800W
- 電子レンジ・オーブン
- 1400W
- 電気ケトル
- 1300W
- 炊飯器(5.5合)
- 1200W
- ドライヤー
- 1200W
- アイロン
- 1200W
- ドラム式洗濯乾燥機
- 洗濯280W
- 乾燥1120W
- 食器洗浄機
- 1100W
- 掃除機
- 1000W
IHクッキングヒーターやオーブンなど調理をする際には大きな消費電力がかかります。電気料金が割高な時間帯をできるだけ避けるよう工夫できると良いでしょう。
洗濯機で乾燥まで行う場合は、タイマーを使い電気料金が割安な夜間のうちに回すと良いでしょう。食器洗浄機もタイマーで割安な時間帯に回すことができます。
アイロンや掃除機などの家事も、電気料金が割高な時間帯を避け、普通、割安な時間帯に上手にずらしていきましょう。
そのようなちょっとした工夫で、オール電化の電気代を上手に節約していくことができます。
オール電化の電気代節約への第一歩、最適な電気料金プランを診断してみよう!
電気料金プランの安い時間帯に合わせて家電を使う時間帯を工夫することで、オール電化の電気代が節約できることがわかりましたね。またオール電化の電気代を無駄なく節約していくためには、生活スタイルの変化に合わせて、定期的に電力会社のプランを見直すことも大事です。
最適プランで電気代を節約していくために、エネチェンジ電力比較で電力プランを比較して選びましょう!
ただし現在「電化上手」「スマートライフプラン」を契約中の方は、プランを切り替えたあとに同プランに戻すことができませんので注意してくださいね。
オール電化の導入をお考えの人へ
オール電化の導入をお考えの人は、オール電化の施工販売業者へ相談したり、一括見積もりサイトを利用して複数のオール電化の施工販売業者から見積もりをもらうことをおすすめします。
どちらのサイトも相談・見積もりは無料で行っていますので、オール電化の導入をお考えの人は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
- オール電化の施工販売業者
- 新日本住設株式会社