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一人暮らしの電気代が高い原因は?光熱費を節約する方法も紹介

本記事では、一人暮らしで電気代が高くなったときの、よくある原因について解説します。

合わせて、電気代を無理なく節約する方法もご紹介しているので、参考にしてくださいね。

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更新日
2026年4月28日

一人暮らしの電気代の平均額

ここでは、一人暮らしの電気代の平均額について、季節別と地域別にわけてご紹介します。

季節別の平均額

季節ごとの一人暮らしの1カ月の電気代平均額は、次のとおりです。

一人暮らしの1カ月の電気代平均額(季節別)
年月1カ月の電気代
2025年1月~3月9295円
2025年4月~6月6743円
2025年7月~9月6822円
2025年10月~12月6704円

冬(1月~3月)の電気代が高くなる背景には、エアコンなどの暖房器具の使用増加があると考えられます。春(4月~6月)や秋(10月~12月)と比較して、約2,500円ほどの開きがあります。なお、冷房にエアコンを使用するようになる夏(7月~9月)も春や秋と比べてやや高くなっていますが、その差は100円程度となっています。

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 四半期 2025年10~12月期|政府統計の総合窓口

地域別の平均額

地域別の一人暮らしの1カ月の電気代平均額は、次のとおりです。

一人暮らしの1カ月の電気代平均額(地域別)
年月北海道・東北地方の1カ月の電気代平均額関東地方の1カ月の電気代平均額北陸・東海地方の1カ月の電気代平均額近畿地方の1カ月の電気代平均額中国・四国地方の1カ月の電気代平均額九州・沖縄地方の1カ月の電気代平均額
2025年1月~3月12115円8296円9470円8001円10111円8527円
2025年4月~6月7907円6174円7400円6271円6786円6194円
2025年7月~9月6910円6129円8398円6280円7380円6393円
2025年10月~12月7161円6298円7574円5469円7384円6473円

いずれの地域でも、冬(1月~3月)の電気代がもっとも高くなっています。その一方で、夏(7月~9月)の電気代は地域によって差があり、北海道・東北・関東の東日本では春(4月~6月)や秋(10月~12月)よりも安いという結果になりました。

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 四半期 2025年10~12月期|政府統計の総合窓口

知っておきたい電気代の算出方法

一般的な電気料金プランの算定方法は、次のとおりです。

  • 基本料金(または最低料金) + 電力量料金 ± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金

また、それぞれの項目には、次のような特徴があります。

基本料金
契約アンペアや契約容量などに応じて支払う料金です。関西・中国・四国・沖縄電力エリアでは最低料金となり、1契約あたりの料金で表されます。
電力量料金
電気を使った量に応じて支払う料金です。1kWhあたりの料金で表され、使用量が増えるに従って、3段階に設定されていることが多いです。
燃料費調整額
燃料価格を電気料金に反映させるための項目です。1kWhあたりの料金で表され、毎月変動します。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
太陽光や風力といった、再生可能エネルギー普及のために設定されている項目です。1kWhあたりの料金で表され、毎年改定されます。

電気代が高いかどうかを判断するには、基本料金・電力量料金だけでなく、上記の燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金もチェックする必要があります

プランによっては同じ電気使用量でも電気代が大きく変動する可能性も

電力会社によっては、電力量料金の単価が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動した市場連動型プランや、料金の一部が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動し、「電源調達調整費」などの項目が算定方法に含まれたプランなどがあります。

このうち、電源調達調整費は燃料費調整額と同様に毎月変動します。また、市場連動型プランは30分ごとに電力量料金単価が変動するのが特徴です。これらのプランでは単価のほうが変動しているため、電気使用量が同じでも、電気代が大きく変わる可能性があります。

一人暮らしの電気代が高いと感じる5つの原因

ここでは、一人暮らしの電気代が高いと感じるケースについて、その原因をご紹介します。

電力会社の料金改定

契約している電力会社が電気料金プランの料金改定を実施すると、当然ながら電気代は変わってきます。料金改定は主に、各電力会社の経営状況や、制度の変更に伴って実施されることが一般的です。また、請求書の発行手数料が値上げされるケースや、古いプランをずっと契約していて、現在の電気の使い方に合っていないケースも考えられます。

こうしたケースでは、電気の使い方に注意していたとしても、料金が上下するかもしれません。プランの内容や各種手数料の有無について、契約している電力会社のマイページなどで確認しておきましょう。

燃料費調整額の高騰

燃料費調整額とは、発電に必要な燃料の価格を電気料金に反映させるための仕組みで、3~5カ月前の燃料価格をもとに算定され、毎月変動します。なお、算定方法や基準となる燃料価格、それらによって決定される燃料費調整額の単価は、電力会社によって異なります。

燃料費調整額は燃料価格によって変動し、電気代に大きな影響を及ぼします。下がるときはよいものの、高騰してしまうと電気代も上昇し、個人が電気の使い方を工夫する程度ではほとんど助けになりません。こうした事態を回避するためには、一部の燃料費調整額がない電力会社・電気料金プランを検討するのも一案です。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、太陽光などの再生可能エネルギーによって発電された電力を、固定価格買取制度に基づいて国が買い取るにあたり、その購入費用を電気の利用者から集める仕組みです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は年1回、毎年3月下旬ごろに見直されており、2023年5月分~2024年4月分を除いて毎年値上げされています。なお、近年では政府から見直し発言も出ており、今後も継続されるかどうかは不透明です。

電気料金プランがライフスタイルに合っていない

電気料金プランによっては、自身のライフスタイルと合っていないために、電気代が高額になっている可能性があります。

例えば一般的なプランでは、電気使用量に応じて3段階で単価が変わります。電気を多く使う家庭なら、2段階目や3段階目の単価が割安に設定されたプランを選ぶことで、電気代を抑えられるでしょう。逆に一人暮らしなど、電気をあまり使わない家庭でこうしたプランを利用していると、かえって電気代が高くなっている可能性があります。

また、会社や学校で昼間に在宅していることが少ない方は、夜間の電気代が割安に設定されたプランがおすすめです。

このように、ライフスタイルに合ったプランに変えるだけで、電気代を節約できる可能性があります。まずは自身のライフスタイルを振り返ってみて、適した電力会社・電気料金プランがないか、比較検討してみましょう。

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在宅時間が長くなって電気の使用量が増えた

電気代のうち電力量料金は、「電力量料金単価 × 電気使用量」で決まります。在宅時間が長くなると、同時に家電を使う時間=電気使用量も多くなるため、結果として電気代も高くなるわけです。

例えばテレワークでは、PCや照明はもちろん、季節によってはエアコンも使用しますね。これらは、出社したなら使わなかった電気で、使用量の分だけ電気代がかさみます。このように、「ライフスタイルの変化によって電気代は変わる」ということも、頭に入れておきましょう。

家電の数や家電を使う時間が増えた

新しい家電を購入することで、電気代が増えるケースも。例を挙げると、畳数の大きなエアコンや、ファミリー世帯向けの大型の冷蔵庫は、畳数の小さなエアコンや一人暮らし向けの冷蔵庫と比べ、消費電力が高くなっています。このほか、乾燥機や電子レンジなどは特に使用時の消費電力が大きいため、これらの家電を使う時間が増えると、電気代も高くなることが予想できます。

ただし、最新の家電は省エネ機能が充実していることが多く、消費電力も効率化されています。後述しますが、古い家電を新しい家電に買い替える場合は、電気代を抑えられる可能性がありますよ。

無理なく電気代を節約する方法

ここでは、電気代を節約する方法をご紹介します。生活の質を落とすことなく、かんたんに実践できる方法を厳選しました、ぜひ試してみてくださいね。

自分に合った電力会社に切り替える

根本から電気代を節約するなら、電力会社・電気料金プランの切り替えがおすすめ。電気料金の設定は、電力会社や電気料金プランによって異なるためです。

例えば一人暮らし世帯は、一人暮らし向けの電気料金プランに切り替えると、電気使用量が変わらなくても電気代の節約が期待できます。

ただし、住んでいるエリアや電気を使う時間帯などによっても、最適なプランは異なります。そのため、複数の電力会社・電気料金プランを比較することが大切です。

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消費電力が多い家電の使い方を工夫する

消費電力が多い家電は、使い方を工夫することで消費電力を抑え、電気代の節約につなげることができます。例えば、エアコンや冷蔵庫などは消費電力が比較的高いですが、次の方法で節電が可能です。

消費電力が高い家電と節電方法
エアコンの節約方法
2週間に1回はフィルターを掃除する
夏なら28℃、冬なら20℃など、温度設定を弱めに設定する
冷蔵庫
中身を詰め込みすぎない
扉を開けている時間を短くする
冷蔵庫の周囲は余裕を持たせて、排熱のための隙間を確保する
テレビ
見ないときは主電源からオフにする
画面を明るくしすぎない
給湯器
節水型のシャワーヘッドに交換する
シャワー時間を短くする・設定温度を見直す

使っていない家電・照明はなるべく電源を切る

使っていない家電のコンセントを抜いておけば、待機電力をカットできます。待機電力とは、家電がリモコンなどの操作を受け付けるために消費している電力のことです。

資源エネルギー庁の調査によれば、家庭の年間消費電力のうち、約5%がこの待機電力として消費されているとのこと。決して多くはありませんが、小さな節約の積み重ねこそ電気代の節約には効果的です。

待機電力を減らすには、節電タップの利用がおすすめ。コンセントを抜かなくても、スイッチで通電状態の切り替えが可能です。節電タップがなくても、使用していない部屋の照明をこまめに消したり、家電は主電源からオフにするなどの方法がお手軽ですよ。

ただし、エアコンのように消費電力が大きく、一定時間使い続けることが前提の家電は要注意。こまめなオン・オフでかえって電気代が高くなる可能性があります。

なお、なかには待機電力のない家電もあり、ドライヤーや扇風機といったシンプルな家電が該当します。ただしリモコン機能の有無など、機種によっては待機電力を消費していることも。一概に「この家電は待機電力がかからない」とは言い切れないため、注意してくださいね。

省エネ家電に買い替える

省エネ家電とは、主に消費電力が低い家電のことを指します。具体的には、家電に貼られている統一省エネルギーラベルを確認しましょう。星の数で表された省エネ性能評価点や、省エネ基準達成率の%で、その家電の省エネ性能がわかります。

古い家電はこうした省エネ家電に買い替えることで、電気代の節約につなげられます。ただし、新しい家電を購入するには、安くない初期費用が発生する点に注意が必要です。電気代の節約を目的とした家電の買い替えが向いているのは、次のような人です。

買い替えが向いている人
  • 家電を使い始めて10年以上経過している人
  • 使用している家電が不調、または故障の前兆がある人
  • 結婚や出産などで家族構成が変わり、家電の性能が世帯人数に合わなくなった人

逆に次のような人は、家電を買い替えても大きな節約効果は得られないでしょう。

買い替えが向いていない人
  • 家電を使い始めて10年経っていない人
  • 家電の故障などがなく、問題なく動作している人

電気の使い方を見直して一人暮らしを快適にしよう

一人暮らしで電気代が高いと感じた際は、まずは電気の使い方を見直してみましょう。使いすぎや待機電力などのムダをなくすことで、電気代の節約につながる可能性がありますよ。それでも電気代が変わらないという人は、根本的な電力会社・電気料金プランを見直すことをおすすめします。

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