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冬は洗濯物の部屋干しで、洗濯と暖房費の悩みを一気に解決!

毎日の暮らし

洗濯物がなかなか乾かない、寒い冬!でも、エアコン暖房をうまく使って部屋干しをすると、節約しながら衣類を乾かせます。この記事では、冬にエアコン暖房を活用して衣類乾燥をする方法を紹介します。「冬、生乾きの洗濯物に悩んでる」「節約しながら部屋干しする方法が知りたい」という方は必見です!

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冬は洗濯物が乾きにくいとお悩みではありませんか?小さな子どもがいたり家族が多かったりすると、洗濯は毎日しても間に合わないことも多いでしょう。また、冬は暖房を使う時間も長くなるので、電気代が高くなるのも気になりますよね。

どうせ暖房を使うなら、洗濯物を部屋干しするときに活用しちゃいましょう!

部屋干しにかかるエアコンの暖房代の目安と節約方法を紹介し、部屋干しで洗濯物をカラリと乾かす洗濯時のポイントや干し方などをまとめました。

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更新日
2024年11月11日

湿度は低いのに乾かない!冬の洗濯物はどうして乾きにくいの?

冬の気候の特徴である、空気の乾燥。乾燥しているなら洗濯物も乾きやすいはずなのに、1日中日の当たる場所に干していてもなかなか洗濯物が乾かない!という経験はありませんか?冬の洗濯物はどうして乾きにくいのでしょうか。

実は、洗濯物の乾きやすさには飽和水蒸気量(g/m3)が関係しているんです。飽和水蒸気量は、空気中にどれくらいの水分が含まれているかを示します。

温度と飽和水蒸気量の関係

温度が高いと空気が含める水分が多くなるため、飽和水蒸気量も多くなり、温度が低いと飽和水蒸気量は少なくなります。

温度が高い⇒飽和水蒸気量が多い
洗濯物が乾きやすい
温度が低い⇒飽和水蒸気量が少ない
洗濯物が乾きにくい

つまり温度が低い冬は、暖房をじょうずに活用して温度を高くすれば、飽和水蒸気量が多くなるので洗濯物が乾きやすくなるんです!

快適と感じる体感温度と湿度の関係

資源エネルギー庁が推進する省エネ対策では、エアコン暖房時の室内温度は20℃が目安とされています。洗濯物の乾きやすさを実感する初夏の気温は18℃前後なので、20℃でも十分洗濯物を乾かせますね。

でも「暖房の20℃って意外と寒い」と感じる方も多いのではないでしょうか?湿度が低いと室内温度20℃は寒いと感じる場合があります。私たちが快適な温度を感じるためには、温度と湿度のバランスが大事なのです。
参照:空調|無理のない省エネ節約|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

体感温度と湿度の関係
出典:乾燥の困りごと解決法|温度が低くても、湿度を上げれば快適|ダイキン

ダイキン工業の調べでは、温度25℃で湿度55%の場合、湿度25%の場合と比べて体感温度が上がる結果が出ています。

洗濯物を部屋干しすると、洗濯物が乾くときに蒸発する水分で部屋の湿度が高くなり体感温度が上がるため、暖かさを感じやすくなります。

部屋干しするなら、エアコンの暖房と除湿(ドライ)はどちらの方が効果的?

エアコンの除湿(ドライ)は部屋の湿度を低くするのに便利ですが、洗濯物を部屋干しするときには、エアコンの暖房と除湿のどちらのほうが効果があるのでしょうか?

まずはエアコンの除湿機能について知っておきましょう。エアコンの除湿には、「再熱除湿」と「弱冷房除湿」の2つがあります。

「再熱除湿」と「弱冷房除湿」の違い
「再熱除湿」
部屋の温度を下げずに湿度だけを下げます。
梅雨の時期や雨の日など、肌寒い日の除湿に適しています。除湿するために空気を冷やしたあとに空気を温め直すため、「弱冷房除湿」よりも電気代が高くなります。
「弱冷房除湿」
部屋の温度を下げながら湿度も下げます。
蒸し暑い梅雨の後半や真夏の雨の日など、暑い日の除湿に適しています。ほとんどのエアコンの除湿は「弱冷房除湿」のほうが多いです。使用中のエアコンの機能を確認してみることをおススメします。

部屋干しをするために冬にエアコンの除湿機能を使う場合、「弱冷房除湿」は寒く、「再熱除湿」は電気代が高くなってしまいます。

そもそも冬の湿度はそれほど高くないので、エアコンの除湿を使うよりも暖房を活用して部屋干しするほうが、部屋も暖かくできて電気代の節約にもなり効率的です!

冬の洗濯物を部屋干しするならエアコンの暖房を活用して効率的に!

冬に洗濯物を部屋干しするなら、エアコンの暖房を活用して効率よく乾かすとよいということがわかりましたね。
暖房で部屋の温度を上げると洗濯物が乾きやすくなるだけでなく、部屋の湿度が上がるので暖かく快適に過ごせます。

でも、冬の暖房代って気になりますよね。エアコンの暖房代と節約方法をみてみましょう。

部屋干しするときエアコンの暖房代っていくらかかる?

洗濯物を部屋干しするときに、エアコンの暖房を使った場合と浴室乾燥機、洗濯機の乾燥機を使った場合の電気代を比較してみましょう。電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。乾燥時間は洗濯機の乾燥機の約107分に合わせて換算して計算しています。

洗濯物を部屋干しするときの電気代比較
エアコンの暖房(8畳向け三菱電機「MSZ-ZW2825」の場合)
約5.7円~約107.4円(乾燥時間:約105分)
浴室乾燥機(パナソニック「FY-13UG7E」の場合)
69.0円(乾燥時間:約105分)
洗濯機の乾燥機(ドラム型ヒーター乾燥シャープ「ES-H10D」の場合)
61.8円(乾燥時間:約105分)

エアコンは運転中に消費電力が変化するため比較が難しいですが、浴室乾燥機や洗濯機の乾燥機よりもエアコンの暖房代は比較的安くなっています。

暖房代を節約しながら洗濯物の部屋干しができる!

洗濯は毎日のことなので、できるだけ電気代を節約したいですよね。冬の暖房代は、電気料金プランを見直して電力会社・電気料金プランを切り替えるだけで安くなる可能性があります!

日中は不在にすることが多く朝・夜に暖房をよく使う方なら、朝・夜の電気代が安く設定されている電気料金プランを選べば、今までと同じように暖房を使っていても電気代が安くできる場合があります。

エネチェンジでは、ライフスタイルに合わせた最適なプラン選びをお手伝いします。

暖房を活用して洗濯物を部屋干しするときのポイントは?

暖房を活用して洗濯物をカラリと乾かすためのポイントを紹介します。

部屋干しのポイント(1)お湯で洗濯する

洗濯物を20~40℃のお湯で洗うと、水で洗うよりも乾きやすくなります。

ただし、生地によっては高温のお湯だと色落ちしたり傷んでしまう場合があるので注意しましょう。またお風呂の残り湯を使う場合は、入浴剤と化学反応をおこしてしまう洗濯洗剤があるため、入浴剤を入れていないお湯がおススメです。

参照:知っ得アドバイス|三菱電機

部屋干しのポイント(2)脱水時間を長めにする

冬の洗濯では脱水時間を長めにしましょう。脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れるとさらにしっかり脱水できます。

部屋干しのポイント(3)暖房とあわせて扇風機・サーキュレーターを使う

洗濯物を乾かすために必要な条件のひとつは、風通しをよくすることです。でも冬に窓を開けて換気をしながら部屋干しをすると、部屋の温度が低くなって寒くなるだけでなく洗濯物が乾きにくくなってしまいます。

扇風機・サーキュレーターを使って部屋の空気を巡回させ風通しをよくして、洗濯物をじょうずに乾かしましょう。

部屋干しのポイント(4)扇風機は強めの風で風向きが平行になるようにする

扇風機を使うときは洗濯物の間を風が通りやすくなるよう、近くに置いて風向きを洗濯物と平行にして首振りにして使いましょう。風量は強いほど、洗濯物の乾きは早くなります。

部屋干しのポイント(5)部屋干し後は部屋を換気する

部屋干しをすると、洗濯物から蒸発した水分で部屋の湿度が高くなります。湿度が高いままだと雑菌が繁殖し、カビやダニが発生する原因になってしまいます。部屋干しをしたら、部屋の換気をして湿度を逃がすようにしましょう。

部屋干しのポイント(6)洗濯物が乾きやすいように干し方を工夫する

効率よく洗濯物を乾かすポイントは、多くの洗濯物を一度に干さないことです。さらに以下のような工夫をすれば、洗濯物が乾きやすくなります。

部屋干しするときの洗濯物の干し方
  1. 洗濯物の間隔をあけて干す。
  2. 厚手のものと薄手のもの、長いものと短いものは、交互に干す。
  3. 風があたる面積が広くなるよう、2つ折りなどにしないでできるだけ広げて干す。
  4. ジーンズなどは、着用時に近い筒状の形になるよう立体的に干す。
  5. 裏返して縫い目に風が当たるように干す。

洗濯物の下には湿気がたまりやすいので、ものを置かないように気を付けましょう。吸湿性の高い新聞紙を洗濯物の下におくと、余分な湿気を吸ってくれるのでおススメです。

また、部屋干しに便利なグッズも市販されています。活用して乾きにくい洗濯物のイライラを解消したいですね。

活用したい!部屋干しに便利なグッズ
ツッパリポール式の物干し
使わないときはフックを折れば、目立たない!
除菌力や消臭力の強い洗剤
生乾きの嫌な臭い対策に!
アロマ入りの柔軟剤
部屋中に良い匂いが広がり、気分転換に!

暖房を活用した部屋干しで、冬の洗濯物をカラリと乾かす!

冬は洗濯物が乾きにくい季節ですが、エアコンの暖房を活用して部屋干しすると、暖かく快適に過ごせて効率的に乾かせます。暖房で部屋を暖めながら洗濯物を乾かせるので、暖房代の無駄にならないのもうれしいですね。

また洗濯時にお湯を使う、長めに脱水するなど洗濯方法を変えたり、扇風機・サーキュレーターなどを使って風通しをよくしながら干し方を工夫して、部屋干しでも洗濯物をカラリと乾かしましょう!

電力会社・電気料金プランを見直して、暖房代を節約しながらじょうずに部屋干し!

洗濯物を乾かすときにかかるエアコンの暖房代は、浴室乾燥機や洗濯機の乾燥機よりも比較的安く済みますが、さらに暖房代を節約したいなら電力会社・電気料金プランを見直してみませんか?

暖房をよく使う時間に合わせて、時間帯ごとに電気料金が安く設定されているプランを選ぶと、今までと同じように暖房を使っていても電気代を安くできる場合があります。またお住まいのエリアや毎月の電気使用量に合ったプランを選ぶと、無駄なくお得に電気を使えて電気代が節約できる可能性があります!

エネチェンジ電力比較では毎月の電気代や郵便番号など簡単な条件を入力するだけで、アナタの住んでいるエリアで選べるガス料金プランがわかりますよ。

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