エアコンはつけっぱなしの方がいい!?犬・猫、ペットのための熱中症・冷房対策を紹介!
この記事の目次
近年は猛暑が続いていることもあり、飼い主が外出している間でもペットのために、エアコンつけっぱなしという方は多いでしょう。
この記事では、ペットの熱中症対策と冷房の使い方、エアコンの電気代の節約方法についてまとめてみました。大切なペットを、夏の暑さから守りましょう!
- 更新日
- 2020年7月30日
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夏の冷房は室内飼いの犬・猫、ペットに必須
夏は部屋を閉め切ったままにしていると、暑い空気がこもって室内の温度が上がるため、人や犬・猫、ペットが室内で熱中症にかかる場合があります。最高気温が30℃以上の真夏日は、暑さで息苦しく感じることがありますよね。
ペットのために、夏はエアコンをほとんど一日中つけっぱなしにしているという方も多いでしょう。エアコンの冷房を使って室内を涼しく保つのは、室内で飼っているペットの熱中症対策として効果的な方法です。
ではペットが熱中症にかかると、どのような症状が現れるのでしょうか?熱中症にかかりやすい種類や特徴についてみてみましょう。
室内飼いのペットだからこそ熱中症に気を付けましょう!
以下のような危険な症状が現れたら、熱中症にかかっている可能性があります。特にチアノーゼは、酸欠により舌や歯ぐきが青っぽく変色する状態で、とても危険です。
涼しい場所で休ませる、水分を補給させる、濡らしたタオルや冷却材でからだを冷やすなどの応急処置をして、一刻も早く動物病院で治療を受けましょう。
- 犬・猫が舌を出してハアハアしていて、息苦しそう。
- 肩で荒い息をくりかえして、ふらふらしている。
- ぐったりしていて、呼んでも反応がにぶい。
- 普段よりもよだれが多く出ている。
- 食欲がない。
- 舌や歯ぐきが青っぽくなっている(チアノーゼ)。
犬・猫、ペットは苦しくて辛くても、意思を言葉で伝えられません。飼い主がいつもと違うことはないか、ペットの様子を観察するよう習慣づけましょう。
参照:ペットの熱中症予防と応急処置|ペットの便利帳|アクサダイレクトペット保険【獣医師監修】 熱中症は愛犬の命を瞬時にうばう!病気のサイン、対策、応急処置を知っておこう|ペット保険(犬・猫への保険)「ペット&ファミリー」
- 熱中症にかかりやすい種類
- 鼻が短い(パグやシーズー、ミヌエットなど)。
- 毛足が長く、毛皮が厚い(チャウチャウやグレートピレニーズ、ペルシャやマンチカンロングヘアなど)。
- 寒い地域の出生(シベリアンハスキーやサモエド、ノルウェージャンフォレストキャットなど)。
- 熱中症にかかりやすい特徴
- 太っている(脂肪が多いと体温が下がりにくい)。
- 毛色が黒い(太陽の熱を吸収しやすい)。
- 体調が弱っている(暑さに耐える体力がない)。
- 子犬・子猫である(暑さの影響を受けやすい)。
- 老犬・老猫である(環境や気温の変化に適応しにくい)。
猫はもともと暑い地域で生息してきた動物なので、比較的暑さには強く、犬のほうが暑さに弱いといわれています。ただし犬・猫ともに皮膚が毛皮に覆われていて、発汗して体温調整ができないので、熱中症にならないように涼しい環境をつくってあげることが大切です。
犬・猫、ペットの熱中症対策は、エアコンのつけっぱなしが基本
夏にエアコンもつけずに閉め切った部屋は、予想以上に温度も湿度も高くなります。ペットを残して外出するときには、不在中でもエアコンの冷房を使って室内を涼しく保ち、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
エアコンは室内の温度を設定温度まで上げたり、下げたりするときに最も電気代がかかるため、エアコンの冷房をつけっぱなしにするなら、自動運転にするのがおすすめです。またエアコンの冷房とあわせて、熱中症対策もしっかり行いましょう。
エアコンの冷房をつけっぱなしにしたときの電気代や電気代の節約方法など、詳しくは以下の記事で解説しています。
エアコンとあわせて行う熱中症対策
エアコンの冷房で室内の温度を一定に保てたら、以下のような熱中症対策もあわせて行うとさらに効果的です。
- 十分な水を準備して、いつでも飲めるようにしておく。
- 可能な限り窓を開けたり、換気扇を回したりして室内を換気する。
- 直射日光が室内に差し込んで室内の温度が上がりすぎないように、窓辺のカーテンやブラインドを閉める。
- ペット用の冷却グッズで、からだを冷やしてあげる。
参照:ペットの熱中症に注意しましょう!|動物愛護|福井県熱中症について|健康相談|ペットのコジマ
ペットショップやホームセンターでは、ペット熱中症対策にさまざまな冷却グッズを取り扱っています。ペットの好みに合った、使いやすい物を選んで活用してみましょう。
- ジェルマット
- 保冷剤の入った冷感マット。噛み癖があるペットは噛み切ってしまうので注意が必要。
- 石やアルミの板
- アルミや石など冷感効果のある素材でできた板。エクステリア用の大理石でも代用可能。
- クール素材の洋服
- 首に巻くバンダナタイプや、着脱が簡単なベストタイプなどさまざまな種類から選べる。散歩や外出時にも便利。
エアコンつけっぱなしでも電気代をしっかり節約!節約ポイントを紹介します
ペットのために、エアコンの冷房をつけっぱなしにするのはやむを得ないですが、できるだけ電気代は節約したいですよね。
エアコンの冷房は使いすぎてしまうと電気代がかかるだけでなく、ペットの体温が必要以上に下がって体調を崩してしまうこともあります。
エアコンの設定温度をなるべく低くしなくてすむように工夫するだけで、ペットにとって快適な環境づくりができるだけでなく、電気代も節約できます。エアコンの電気代を節約する方法を、いくつか紹介します。ぜひ実践してみてくださいね。
今の電気料金プランを見直してエアコンの電気代を節約する
エアコンをつけっぱなしにしていても、電気代は節約できます!エアコンの電気代を節約したいなら、今契約中の電力会社のプランを見直してみましょう。ご家庭の電気の使い方に合った電力会社のプランに切り替えるだけで、今よりも電気代が安くできます!
エネチェンジでは、さまざまな電力会社のプランを比較して、そのまま申し込みもできます。毎月の電気代や郵便番号など簡単な条件を入力するだけで、電気代がどのくらい節約できるのかもわかるので、ぜひ活用してみてくださいね。
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最安の電気料金プランを診断(無料)扇風機やサーキュレーターを使って室内温度を効率よく下げる
エアコンの冷房で冷たくなった空気は下にたまり、暑い空気は上にたまります。
扇風機やサーキュレーターを使って冷たい空気を循環させると室内全体の温度が一定になって、エアコンの設定温度を低くしなくても涼しく快適に過ごせるようになります。
扇風機を併用してエアコンを効果的に使う方法について、さらに詳しくは以下の記事で紹介しています。
窓からの直射日光を遮る
カーテンなどで窓から入ってくる直射日光を遮って、室温が上がるのを防ぎましょう。
ゴーヤ・きゅうり・朝顔などツル性の植物でつくる、緑のカーテンもおすすめです。緑のカーテンを窓辺にかけると、エアコンの消費電力が少なく済み、緑のカーテンをしない場合と比べて平均30%の節電効果があるんですよ。
緑のカーテンの効果と作り方について、さらに詳しくは以下の記事で紹介しています。
夏はエアコンつけっぱなしで犬・猫、ペットに快適な環境づくりをしてあげよう
夏はペットのためにエアコンつけっぱなしという方へ、ペットの熱中症対策とエアコン冷房の効果的な使い方や、電気代の節約方法などを紹介しました。
ペットの熱中症対策では、室内を涼しく保つことが大切です。エアコンの冷房は自動運転でつけっぱなしにするのがおすすめです。冷房とあわせてに冷却グッズなどを使った熱中症対策をすれば、さらに安心ですね。また、暑さに負けない体力づくりと栄養管理をする、体温調整しやすい体形を維持するなど、日ごろからペットの健康管理に気を付けてあげましょう。
エアコンの冷房は設定温度をなるべく低くしなくてすむように工夫することで、効果的に室内を涼しくしながら、電気代も節約できます。扇風機やサーキュレーターの併用で室内温度をムラなくする、カーテンで窓からの直射日光を遮るなど、室内の温度が高くならないように、設定温度を調整することがポイントです。
ペットが過ごしやすい環境づくりは、わたしたちの健康管理にもつながります。暑い夏の日はエアコンの冷房を活用して、ペットとわたしたち自身の健康を守りましょう。
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