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エアコン、電気ヒーターやストーブの電気代比較、一番安い暖房は?

電気代の節約、節電テクニック

電気代のいちばん安い暖房器具は?エアコン・床暖房・電気ストーブ・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット(電気カーペット)それぞれの特徴を比較し、どの状況でなにを使えばいいのかご説明します。また、暖房器具ごとの1時間あたりの電気代も試算、比較しています。

冬に使う暖房器具や暖房設備には、エアコン・床暖房・電気ストーブ・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット(電気カーペット)などさまざまなものがありますが、電気代はどれがいちばんお得になるのでしょうか?

暖房器具ごとの特徴や電気代を比較し、詳しくご説明します。

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更新日
2022年11月4日

エアコン・ヒーター・ストーブなど暖房器具ごとの特徴は?それぞれ得意なこと・苦手なことがあるよ

冬の暖房器具のうち、電気を熱源として部屋をあたためるものとして、エアコン・ファンヒーター・電気ストーブ・オイルヒーター・床暖房などがありますが、みなさんはそれぞれの違いがわかりますか?

暖房器具によって特徴が異なり、それぞれ得意なこと、苦手なことがあるんです。

エアコン

エアコンは、空間全体を温風の循環で暖める暖房器具です。リビングなどの広い空間全体をあたためたい場合に向いていますが、あたたまるまでには時間がかかります。
特徴
空間全体を温風の循環であたためる。
得意なこと
空間全体をあたためるのが得意。
苦手なこと
スイッチを入れてすぐにあたためることが苦手。

ファンヒーター

エアコンと同じく、空間全体を温風の循環で暖める暖房器具です。室内全体をあたためたい場合に向いていますが、あたたまるまでには時間がかかります。
特徴
空間全体を温風の循環であたためる。
得意なこと
空間全体をあたためるのが得意。
苦手なこと
スイッチを入れてすぐにあたためることが苦手。

セラミックファンヒーターの電気代についてさらに詳細を知りたい方は「電気ストーブの電気代は高い?省エネにつながる暖房器具の使い方を解説」を、石油ファンヒーターについては「石油ファンヒーターの電気代・消費電力はどれくらい?エアコン・ストーブとも徹底比較!」を参照ください。

電気ストーブ

本体から発する熱エネルギー(赤外線・遠赤外線)で、主に前面の物体を輻射熱(空気などの気体を介さず直接電磁波で伝える熱)であたためる暖房器具です。反面、空気そのものを温める力は弱いです。即暖性がありスイッチをいれてすぐに効果を感じられるので、あたためたいスポットがほぼ決まっている場合や、エアコンで部屋があたたまるまでの間など短時間のみ使用する場合に向いています。
特徴
本体から発する熱エネルギー(赤外線・遠赤外線)で、主に前面の物体を輻射熱(空気などの気体を介さず直接電磁波で伝える熱)であたためる。
得意なこと
スイッチを入れてすぐにあたたかさを感じられる。
苦手なこと
空間全体をあたためるのは苦手。

電気ストーブの電気代について詳しくは「セラミックファンヒーターの電気代は安い?ほかの暖房器具と比較してみよう」も参考にしてみてください。

オイルヒーター

オイルヒーターは、本体の放熱によって起きる空気の自然対流であたためる暖房器具です。強い温風を吹き出さないので乾燥を避ける事ができますが、本体内のオイルが過熱され、全体があたたまるには時間がかかります。ピンポイントではなく、その空間全体を長時間あたためたい場合に向いています。
特徴
本体の放熱によって起きる、空気の自然対流であたためる。
得意なこと
空間全体を長時間あたためるのが得意。
苦手なこと
スイッチを入れてすぐにあたためることが苦手。

床暖房

床暖房は、床を加温し、床から直接伝わる熱(伝道熱)と床から部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせであたためる暖房設備です。床面からじっくりあたためるため、全体があたたまるまでには時間がかかります。ピンポイントではなく、その空間全体をあたためたい場合に向いています。
特徴
床から直接伝わる熱(伝道熱)と床から部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせであたためる。
得意なこと
空間全体をあたためるのが得意。
苦手なこと
スイッチを入れてすぐにあたためることが苦手。

こたつ

こたつは、こたつテーブルの下にヒーターなどの発熱体を設置し、こたつ布団でテーブル全体を覆うことでこたつ内の空間をあたためる暖房器具です。密閉された狭い空間(こたつの中)をヒーターで暖めているため、スイッチをいれてからの即暖性にも優れています。限られた空間を作り、その空間を少ない電気の量で暖めているこたつは大変効率のよい暖房器具といえます。
特徴
こたつテーブルの下にヒーターなどの発熱体を設置し、こたつ布団でテーブル全体を覆うことでこたつ内の空間をあたためる。
得意なこと
こたつ内の空間をすぐにあたためることができる。
苦手なこと
あたためられるのはこたつ内の空間だけなので、こたつから出ている体の部分は寒い。部屋全体をあたためることはできない。

ホットカーペット(電気カーペット)

ホットカーペット電気カーペットは、カーペットの中に電線を通し、その電線に電気を通すことでカーペットの表面をあたためる暖房器具です。表面のみが暖かいので、ホットカーペットだけで部屋の空間全体を暖めることはできませんが、直接暖かい部分が身体に触れるため、室内温度が低めでも体感温度を快適に保つことができます。
特徴
カーペットの中に電線を通し、その電線に電気を通すことでカーペットの表面をあたためる。
得意なこと
カーペットに触れている部分をすぐにあたためることができる。
苦手なこと
部屋全体をあたためることはできない。

暖房器具ごとの特徴に合わせて使いわけよう

電気を熱源とする暖房器具には、エアコン・ファンヒーター・オイルヒーター・床暖房などのように、空間全体を長時間あたためる場合に向いているものと、電気ストーブ・こたつ・ホットカーペットのように、人がいる場所をピンポイントで短時間あたためる場合に向いているものがあります。

そこで、その特徴を踏まえて使い分けていきましょう。

暖房器具ごとの特徴に合わせて使いわけよう!
目的向いている暖房器具
空間全体を長時間あたためたい・エアコン
・床暖房
・ファンヒーター
・オイルヒーター
人がいる場所をピンポイントで短時間あたたたい・電気ストーブ
・こたつ
・ホットカーペット

エアコンとヒーター・ストーブなど、暖房器具の中で電気代がいちばんお得なのは?

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次に、暖房器具それぞれの電気代の違いを見ていきましょう。いちばん電気代が安いのはどれでしょうか?

電気代がいちばん安い暖房器具はどれ?

「エアコン」「床暖房」「電気ストーブ」「セラミックファンヒーター」「オイルヒーター」「こたつ」「ホットカーペット」をそれぞれ1時間ずつ使用した際の電気代を以下に比べました。電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

暖房器具の電気代比較
目的向いている暖房器具1時間あたりの電気代電気代参照機種
空間全体を長時間あたためたいエアコン3.3円〜45.9円
8畳向け
三菱ルームエアコン「MSZ-ZW2523」
床暖房13.3円〜29.2円
8畳タイプ
パナソニック「電気床暖房フリーほっと」
セラミックファンヒーター強37.2円/弱17.1円
木造6畳/コンクリート8畳向け
シャープセラミックファンヒーター「HX-SS1」
オイルヒーター18.6円~46.5円
10~13畳向け
デロンギオイルヒーター「RHJ75V0915-GY」
人がいる場所をピンポイントで短時間あたたたい電気ストーブ強27.9円/弱14円
8畳向け
山善カーボンヒーター「DC-Y09」
こたつ強3.7円/弱2.3円
幅80×奥行60×高さ39cm
山善カジュアルこたつ「NCF-80601」
ホットカーペット高 約10.4円/中 約7.1円
2畳タイプ
パナソニック着せ替えカーペット「DC-2NKC1 」

使用する場所によって電気代が高額になるものが変わってくる

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暖房器具は、最大消費電力で運転している間が長いほど電気代がかかります。
上記の電気代一覧表をみると、エアコンの電気代がいちばん高い(最大53.5円)ですが、エアコンは短時間で部屋の温度を設定温度まで上げることができるので、最大消費電力で運転する時間は少ないんです。同じ広さの部屋を、電気ストーブやセラミックファンヒーターであたためようとすると、エアコンよりもパワーが小さいためとても時間がかかり、結果最大消費電力で運転する時間が長くなり、電気代が高額になってしまいます。

でも、狭い空間を短時間あたためる場合などは、最大消費電力がエアコンより小さい電気ストーブやセラミックファンヒーターの方が電気代を安く抑えることができます。

それぞれを適切な場所で使うことで電気代は節約できます!

暖房器具は、用途に合わせて(ピンポイントで暖めたいのか、空間全体を暖めたいのか)使用することで、無駄な電気代をかけずに節約できます。使用する場所に見合った暖房器具を選んで使っていくことが大事なんです。

また、温風や消費電力を調節できるタイプの暖房器具を選ぶと、寒さに合わせて細かく温度調節ができ、更に電気代を節約できます。

それぞれの特徴と適切な場所を知り、目的に合わせて使い分けましょう

エアコン・床暖房・電気ストーブ・セラミックファンヒーター・オイルヒーター・こたつ・ホットカーペット(電気カーペット)それぞれの特徴と電気代を比較し、どの状況でなにを使えばいいのかご説明しました。

冬の暖房器具選びは、まずはそれぞれの暖房器具の特徴と適切な場所を知ることが大切です。そのうえで、空間全体を長時間暖めたいのか、人がいる場所をピンポイントで暖めたいのか、という目的と、暖める部屋の広さを踏まえ、適切な暖房器具を選ぶことで電気代を無駄なく節約できます。

また、最大パワーで使うと大量の電気を消費する暖房器具は、冷え込む朝晩の時間帯に運転することが多いですよね。実は、いちばん電気を使う時間帯を考慮して電気料金の契約プランを見直すことで、電気代を大きく節約することができるんです。エネチェンジでは、ご家庭の生活スタイルに見合う電力会社のプランをかんたんに比較でき、節約額の目安もひと目でわかります。ぜひ、ご利用ください。

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