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【低圧法人向け】電力自由化、関西エリアのおすすめ電気料金プラン

電力会社・電気料金プランの選び方

関西電力エリアで事務所や商店、お店などを経営している事業主・自営業の皆様、電力自由化で選べる電気料金プランが増えるってご存じですか?低圧法人向けの電灯プランと電力プランの中から、おすすめのものをご紹介します。

関西電力エリアの低圧法人向け電力プランの一覧と、各プランの特徴、選び方のポイントをご説明しています。

更新日
2022年6月7日

 

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関西エリアの低圧法人向けプラン一覧

小規模工場や事務所、商店など、関西エリアの低圧法人向けプランを探している人は多いですよね。編集部おすすめプランを電灯と動力でわけてまとめました。

電灯
関西電力
従量電灯B
東京電力
スタンダードX
プレミアムプラン
大阪ガス
ベースプランB
H.I.S
従量電灯C
動力
関西電力
低圧電力
低圧総合利用契約
東京電力
動力プラン

それでは、それぞれのプランの詳細や特徴、選び方のポイントについて見ていきましょう。

関西エリアの低圧法人向け電灯プラン

2016年4月の電力自由化にともない、低圧法人向けのプランにも各社が参入してきます。まずは関西電力の従量電灯Bを確認してから、電力自由化で追加される電気料金プランと比較をしていきましょう。

関西電力・従量電灯B

区分単位料金単価
基本料金1kVA447円21銭
電力量料金~120kWh1kWh17円81銭
121kWh~300kWh21円02銭
301kWh~23円52銭

関西電力の従量電灯Bは、時間帯に関係なく、24時間同一単価が設定されているプランです。商店、事務所、飲食店など、日中多く電気を使う事業者に向いていますよ。

東京電力・スタンダードX

区分単位料金単価(関西エリア)
基本料金(スマート契約)1kWにつき280円80銭
電力量料金最初の300kWh1kWhにつき24円70銭
上記超過1kWhにつき25円92銭
最低月額料金1契約につき343円76銭

東京電力のスタンダードXは、「スマート契約」というこれまでになかった新しい契約方法で契約します。スマート契約は同時間帯にたくさん電気を使ってしまうとその月以降1年間の基本料金が高くなってしまう場合があるので、一度にたくさんの電化製品を使わないよう工夫できる事業者に向いていますよ。

東京電力・プレミアムプラン

区分単位料金単価(税込)
基本料金1kW388円80銭
電力量料金定額料金最初の400kWhまで1契約8400円00銭
従量料金上記を超える1kWhにつき1kWh24円60銭

東京電力は、電力自由化プランとして定額制も用意しています。月の電気使用量が400kWhまでは、一律で8400円かかるんですね。超過分の単価もスタンダードXより安いことを考えると、ある程度電気を使う事業所は定額制のプレミアムプランを検討してみるのもありです。

大阪ガス・ベースプランB

区分単位料金単価
基本料金1契約13022円00銭
6kVAをこえる1kVAにつき1kVA2432円00銭
電力量料金契約容量の73倍をこえる
1kWhにつき
1kWh28円05銭

大阪ガスのベースプランBは、関西電力の従量電灯Bを想定したプランです。電力量料金は契約容量の73倍よりも多く電気を使った場合にかかります。それ以下の場合は基本料金のみとなります。関西電力の従量電灯Bと比較すると、電気使用量が多いほどお得になりますよ。

HIS「たのしいでんき」従量電灯B

区分単位料金単価
基本料金1kVA369円36銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh19円45銭
120kWh~300kWhまで23円52銭
300kWh以上26円92銭

H.I.Sの従量電灯Bは、関西電力の従量電灯Bを想定したプランです。基本料金、電力量料金ともに関西電力の従量電灯Bよりも一律5%割安に設定されていますよ!

関西エリアの低圧法人向け動力プラン

関西エリアの低圧法人向け動力プランを出しているのは2社と少なめです。プラン詳細を見ていきましょう。

関西電力・低圧電力

区分単位料金単価
基本料金1kW1058円40銭
電力量料金7月〜9月1kWh17円98銭
10月〜翌年6月16円53銭

関西電力の低圧電力は季節ごとに固定単価が設定されています。商店、事務所、飲食店、工場などで、大型エアコンや業務用冷蔵庫、ポンプ等の機器を使う事業所に向いていますよ。

関西電力・低圧総合利用契約

区分単位料金単価
基本料金1契約64800円00銭
電力量料金7月~9月1kWh20円22銭
10月~翌年6月18円56銭

関西電力の低圧総合利用契約は、基本料金が固定額のため営業時間の長い商店や飲食店など電気設備容量が大きく、電気使用量が大きい事業所向けのプランです。

東京電力・動力プラン

区分単位料金単価(関西エリア)
基本料金1kW1005円48銭
電力量料金7月~9月1kWh15円95銭
10月~翌年6月14円50銭

東京電力の動力プランは、関西電力の低圧電力と同じく、大型エアコンや業務用冷蔵庫、モーターなどの動力を使用する事業所向けプランです。関西電力の低圧電力と比較すると、基本料金、電力量料金ともに割安に設定されていますよ!

スタンダードプランとあわせて利用する場合は、「ビジネスパック2年割」の対象となります。

低圧法人にもセット割ってある?

電力自由化によって、家庭向けプランはガスやインターネットなどとのセット割が登場していますよね。低圧法人向けプランにもセット割はあるのでしょうか?

関西エリアの低圧法人向けにセット割を出しているのは、現時点で東京電力1社のみとなります。

東京電力・ビジネスパック2年割

東京電力のビジネスパック2年割は、スタンダードプランと動力プランに合わせて加入し、2年間契約することでお得な割引が適用されるというものです。詳細は東京電力から個別に案内されるということなので、電灯、動力の契約をする場合は相談してみてはいかがでしょうか?

関西エリアの低圧法人向け電力プランまとめ

電力自由化での関西エリアの低圧法人向け電力プランの特徴として、セット割を出している電力小売り事業者は少ないですが、その分単価の安さで勝負をしているプランが多く見受けられます。

法人で電気を契約されている場合、これらのプランの中からどのプランがお得になるのか自分で決めるのは、慣れないうちは難しいですよね。
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