関西電力の引っ越し手続きまとめ 解約金や立ち合いは必要?

この記事の目次
引越しをする際の大事な手続きのひとつに、電気の引越し手続きがあります。現在関西電力と契約している方向けに、引越しにともなう関西電力の電気の使用停止・使用開始手続きなどをまとめました。また、引越し先で関西電力を新たに契約する方向けの情報も紹介します。
- 更新日
- 2022年11月11日
引越し先で初めて関西電力を契約する方の手続き方法

- 現在契約している電力会社へ、現在の住所の電気の使用停止手続きをする
- 引越し先で契約する関西電力へ、電気の使用開始手続きをする
1)現在契約している電力会社へ、電気の使用停止手続きをする
引越しが決まったら、現在契約している電力会社へ、現在の住所での電気の使用廃止手続きを行います。手続き方法は電力会社により異なりますが、多くの電力会社では公式サイトの引越し専用ページや契約者専用マイページ、もしくは電話で手続きが可能です。
2)引越し先で契約する関西電力へ、電気の使用開始手続きをする
次に関西電力へ、引越し先住所での電気の使用開始手続きを行います。
使用開始手続きは、使用開始予定日の30日前から関西電力の公式サイトより申し込めます。
使用開始予定日が申し込み日の当日などお急ぎの場合は電話での申し込みも可能ですが、希望の時間に電気が使えない場合もあるので早めに連絡するようにしましょう。
公式サイトで手続きできるプランは、「なっトクでんき」「従量電灯A」「はぴeタイムR」「はぴeプラス」です。チャットやお問い合わせフォームでも問い合わせができます。
電気機器の周波数に注意!東日本と西日本では周波数が異なる
東日本から西日本へ引越しをする際は、使用する電気機器の周波数を確認しましょう。
周波数は東日本(50Hz)と西日本(60Hz)間で異なるため、周波数が変わると使えなかったり、使えても故障したりする場合があります。なお「50/60Hz」と表示されていれば全国で使用できます。
周波数の異なるエリア間での引越し時の注意点などについて、さらに詳しくは以下の記事で解説しています。東日本と西日本で電源周波数は違う?引越し前に確認!
関西電力の電気の供給エリアを確認する
引越し先で関西電力の電気を使用する場合は、供給エリアを確認しておきましょう。関西電力の電気は、関西電力・東京電力エリアで申し込みできます。
- 関西電力エリア
- 京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県および福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市、南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)、岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
- 東京電力エリア
- 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都(島嶼地域を除きます)、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東)(不破郡関ケ原町の一部)
東京電力エリアで申し込みできるプランは「はぴeプラス」のみです。
引越し先では関西電力を使わず、違う電力会社を契約したい方の手続き方法

- 現在契約している関西電力へ、現在の住所の電気の使用停止手続きをする
- 引越し先で契約する電力会社へ、電気の使用開始手続きをする
1)現在契約している関西電力へ、電気の使用停止手続きをする
引越しが決まったら、現在契約している関西電力へ電気の使用停止手続きを行います。
使用停止の手続きは、使用停止予定日の30日前から関西電力の公式サイトより申し込めます。
公式サイトで手続きできるプランは、「なっトクでんき」「従量電灯A」「はぴeタイムR」「はぴeプラス」です。チャットやお問い合わせフォームでも問い合わせができます。
使用停止の手続き時は、以下いずれかの情報が必要となります。
- お客さま番号(「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」や会員サイト「はぴeみる電」で確認できます。)
- 「はぴeみる電」のID・パスワード
「はぴeみる電」を利用するには、会員登録が必要です。お支払い方法が口座振替やクレジットカードの場合は、(1)(2)の代わりに「契約者名」「電話番号」「郵便番号」「支払いに使用している口座番号またはクレジットカード番号の下4桁」の情報でも申し込みできます。
2)引越し先で契約する電力会社へ、電気の使用開始手続きをする
次に、引越し先で契約する電力会社を探し、契約と電気の使用開始手続きを行います。
エネチェンジでは、インターネットで申し込みの手続きが間に合う電力会社の中からアナタにぴったりな電気料金プランを診断し、そのまま申し込み手続きができます。
関西電力、解約時に解約手数料・違約金はかかる?
関西電力の解約時に、解約手数料・違約金はかかりません。
関西電力、解約後の最後の請求はどうなる?
関西電力を解約した場合、前回の検針日から最終使用日までの使用量をもとに電気代が日割りで計算され、選択した支払い方法によって精算が行われます。
- クレジットカード支払いの場合
- カードの締日と引き落とし日は会社によって異なります。
- 口座振替での支払いの場合
- 振替日は検針日の翌日から約10日目、振替日を指定している方は指定日となりますが、土日祝日や金融機関との振替処理などの関係で変動する場合があります。
- 振込用紙での支払いの場合
- 送付されてくる振込用紙で支払います。
引越しをしたあとでも最後の精算が終わるまでは登録している口座やクレジットカードを解約しないよう注意しましょう。
なお関西電力の電気料金は、「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」または会員サイト「はぴeみる電」で確認できます。最後の支払いがいつでいくらになるのか、事前にチェックしておくことをおすすめします。
引越し先でも関西電力を契約する方の手続き方法

- 関西電力へ、現在の住所の電気の使用停止手続きと、引越し先住所での電気の使用開始手続きをする
1)関西電力へ、現在の住所の電気の使用停止手続きと、引越し先住所での電気の使用開始手続きをする
引越し先でも関西電力を契約する場合は、関西電力の公式サイトから現在の住所の電気の使用廃止手続きと、引越し先住所での電気の使用開始手続きを行います。
公式サイトからの手続きは、使用停止・開始予定日の30日前から申し込みできます。使用停止・開始予定日が申し込み日の当日などお急ぎの場合は電話での申し込みも可能ですが、希望の時間に電気が使えない場合もあるので早めに連絡するようにしましょう。公式サイトで手続きできるプランは、「なっトクでんき」「従量電灯A」「はぴeタイムR」「はぴeプラス」です。
チャットやお問い合わせフォームでも問い合わせができます。
引越し当日の基本的な流れ
次に、引越し当日の基本的な流れをみていきましょう。スマートメーターが取りつけられているかどうかで必要な作業が異なります。
退出時
引越し作業が終わり、現在の住まいから退出する際、スマートメーターがまだついていない場合は、ブレーカーを落としましょう。スマートメーターがついている場合は、電力会社の遠隔操作で電気のON/OFFを行うため、事前に使用停止の手続きが済んでいれば引越し当日の作業は不要です。
なお関西電力の電気の使用停止時、当日の立会いは基本的に必要ありません。しかし、スマートメーターが設置されておらず建物のオートロックなどで一般送配電事業者の作業員だけでは使用量の確認ができない場合や、使用停止日までの料金の現地精算を希望した場合などは、立会いが必要になることがあります。
転入時
引越し先に入居する際、スマートメーターがついていない場合は、ブレーカーを上げるだけですぐに電気が使えます。スマートメーターがついている場合は、電力会社の遠隔操作で電気のON/OFFを行うため、事前に電気の契約が済んでいれば引越し当日に電気が使える状態になっています。
関西電力、電気の引越し手続きは余裕をもって早めに行おう!
関西電力と契約している方に向けて、関西電力の引越し手続きをまとめました。
電力自由化前までは、引越し時に電気の契約手続きを済ませていなくてもブレーカーを上げればすぐに電気を使えたので、引越し先で電気が使えないというトラブルはありませんでした。しかし電力自由化後はスマートメーターが設置された物件の場合、入居当日までに引越し先で電気の契約をしてないと電気を使えないことがあります。
引越しでは電気のほかにガス・水道や役所・役場など、さまざまな手続きで忙しくなるため、電気の引越し手続きは忘れずに早めに行いましょう。
エネチェンジで電気の引越し手続きもラクラク!
引越しをすると住まいの間取りや広さ、家族の人数、ライフスタイルなどさまざまな変化がありますよね。引越しをしたら、新しい生活環境に合わせて電気料金プランを選びましょう。
ご家庭の電気の使い方に見合ったプランを選べば、電気代を節約できる可能性があります!
エネチェンジの「引越し先での電気の手続き」では、引越し予定日や新しい住所の郵便番号などを入力するだけで、その日までにインターネット上で申し込み手続きが間に合う電力会社の中から、アナタにぴったりな電気料金プランを診断できます。引越しをきっかけに電気料金プランを見直してみませんか?