水はかしこく使おう!キッチンの節水で気をつけるポイント
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キッチンでは、さまざまな用途で水を使いますよね。手洗い、料理に洗いもの……。それだけで毎日かなりの水を消費しているはずです。水の使用量を抑えることができれば、水道代も大助かり!ぜひやっていきたい節約術ですね。今回は、キッチンでの節水について紹介していきます。
結構ムダになっているキッチンの水
みなさん、ふだんのキッチンの使い方はいかがでしょうか。
- 料理
- 食材を冷やしたいとき、いっぱいの水をジャージャーかけてはいませんか?お鍋に入れる水を目分量にして、入れすぎた分を捨ててしまったりは?
- 洗いもの
- ガンコな油汚れを落とすために、水を流しながらスポンジでこすったり。たまったお皿に向けて、大量の水を流したり。
- 手洗い
- すぐに洗うから水を出しっぱなしにしてしまうと思います。これらはだれでもやってしまいがちなことですが、蛇口を全開で1分間出しっぱなしにしたときに流れる水量は、なんと10~12L!ペットボトル約10本に水がためられる量ですよ。
このようなことをするときは、まさに蛇口が全開になっているパターンが多いです。水道は正しく使わないと、それだけの水をムダにしてしまうことをおぼえておきましょう。
しっかり節水するためのテクニック
上記のようなことには気をつけるとして、具体的な節水テクニックを紹介しましょう。とはいっても、おさらいのようなものが多いですね。
お料理
まずは、お料理編。さっき書いた食材を冷やすために水をかける方法ですが、それ自体は問題ありません。ただ、流水で冷やすのではなく、ボールなどの容器にためた水を有効利用しましょう。夕食に使う野菜を冷やしたいなら、昼間に水に浸けておいて、水がぬるくなってきたときだけ交換すれば大丈夫です。お鍋の水も、計量カップで計測してから入れれば、ムダな水を使わなくてすみます。食材に含まれる水分を利用した料理法も、節水の秘訣です。
圧力鍋などの短時間で調理を仕あげられるアイテムも、使う水の量を減らせますよ!
洗いもの
今度は洗いものです。汚れものをためないために、食事が終わるごとに洗いものをする方もいると思います。それはいいことなのですが、水道代を考えると少し微妙……。1日に何回も洗いものをするということは、食器をすすぐために使う水がたくさん必要になります。洗いものはできる限りまとめてやりましょう。
食後のお皿はそのままにしておくと、汚れがへばりついてしまいますね。使い終わった食器は水をためた容器に入れて、つけおき洗いにしてください。お米のとぎ汁も汚れを浮かせるのに有効なので、そのまま流さずにお皿を入れた容器へ。泡切れのいい洗剤や汚れがしっかり落とせるスポンジなど、道具もえらんで使いましょう。油汚れは水にとおす前に、キッチンペーパーなどで拭きとるとラクになります。
少々反則技ですが、食洗機の購入もおすすめです。購入費用は高くても、食器を効率よく洗ってくれるので結果的には節水になります。コツコツとした積み重ねこそ、節水の重要なポイントですね。
節水グッズにも頼ろう
さきほど食洗機の購入をすすめましたが、いざ買うとなるとハードルは高いですね。値段以外にも設置スペースの問題がありますし……。そこで、もっと手軽な節水に役立つグッズも紹介してみましょう。
首振り節水キッチンシャワー
まずは、水量そのものを抑制する節水シャワー。水生活製作所が販売する「首振り節水キッチンシャワー(ホース付)」は、取りつけるだけで約40~50%の節水効果を発揮します。シンク全体を流せるホースがついているので、洗いものに便利なアイテムです。
出典:商品情報 節水シリーズ|水生活製作所『浄水器、節水器、水まわり商材の製造メーカー』MIZSEI
脚付きシリコン洗い桶
水をためておく洗い桶も便利ですね。ただ、シンクにずっと置いてあると結構スペースをとります。アーネストが販売する「脚付きシリコン洗い桶」は、脚の部分までシリコン製。食器もシンクも傷つけずに設置できます。さらに、こちらの製品は折りたたみが可能です。使いたいときだけ広げて、洗いものにも食材の洗浄にも活躍します。
出典:脚付きシリコン洗い桶/アーネスト株式会社
キッチンの節水は、とにかく流す水を抑えること。自分が使ってみたいアイテムを探してみてください。
キッチンの節水まとめ
キッチンの節水についていろいろ紹介しましたが、いかがでしたか?ムダを省くのはキッチンだけではなく、お風呂や洗面所にも共通することです。生活に密着したキッチンの節水を意識してやれば、家全体の節水ができるようになります。料理や洗いものを手際よくやれれば、水道代以外もお得に!みなさんも、まずはキッチンの節水からはじめてみましょう。