水道の蛇口に節水コマを取り付けるだけで節水が可能に!
この記事の目次
水道代はできるだけ節約したいですよね。家庭で今すぐ実行できる節水方法と、水道の蛇口を変えて節水できる「節水コマ」というアイテムをご紹介します。
家庭で今すぐ実行できる節水方法
まず初めに、今すぐに実行できる節水方法と、それにより水道代がいくら節約できるのか見ていきましょう。
1㎥あたり228円として計算しています。
お風呂の残り湯を再利用する
最も節水効果が高い方法です。一般家庭におけるお風呂の残りは約180リットルです。全部使うのはさすがに難しいと思いますが、半分の90リットルはせめて再利用したいものです。お風呂の残り湯は、洗濯や掃除、散水などに利用できます。
毎日90リットル再利用できた場合、ひと月あたり約616円の水道代が節約できます。
水を流しっぱなしにしない!
水は使う分だけ出すようにしましょう。これだけでだいぶ節水ができます。
- 歯みがき
- 歯みがきのときに約30秒間水を流しっぱなしにすると約6リットルの水を使います。すすぎの水をコップに汲み、歯をみがくと約5リットルの節水になります。これだけで毎月約34円の節約になります。
- 洗車
- ホースからの流し洗いでは、車一台当たり約90リットルの水を消費します。バケツに水をためて洗えば水は約30リットルで十分です。これで約60リットルの節水となります。月に2回洗車した場合は、毎月約27円の節約になります。
- 洋式トイレ(洋式サイホン式)
便器の前部から1か所、箸の先程度の水が流れているとき…20㎥、約7,600円 - 洋式トイレ(洋式サイホンゼット)
便器内の水面が僅かに動いているとき…150㎥、約74,500円 - 蛇口から太さ1mmくらいの水が流れているとき…6㎥、約2,000円
- 蛇口から太さ2mmくらいの水が流れているとき…16㎥、約6,000円
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参照:節水について | よくある質問 | 東京都水道局
漏水は危険!高額な水道代が……
頻繁にあることではありませんが、漏水には要注意です!放置しておくと、高額な水道料金を請求されることもあり得ます。水道を使用していない状態でメーターのパイロットが回転していると漏水している場合があります。そんな時はすぐに給水装置工事事業者に連絡をしましょう!
下記は漏水したときにかかる水道代の目安です。
参照:私たちができる節水
水道の蛇口を変えて節水する方法!
水道蛇口に「節水コマ」と呼ばれる装置を取り付けることによって、節水を図ることができます。
「節水コマ」とは
節水を目的に水量を調節する器具です。節水コマを取り付けると、水の勢いが衰え、節水効果が得られます。
東京都水道局では、各営業所等で節水コマを無料配布しています。ただし、一般用蛇口(13mmの単水栓)に対応したものなので注意が必要です。
節水コマを取り付けるときは、蛇口の取り外しに慣れた人に依頼しましょう。困ったときは、自分で解決しようとせず、専門業者に相談するとよいでしょう。
蛇口ハンドルをレバー式に変える
レバー式ハンドルは、銭湯などでよく見られるものです。ひねるタイプの蛇口は、水を止めようとひねっている間にも水が流れています。そのため、水を無駄にしやすいのです。ホームセンターなどで販売されているので、付け替えてみてはいかがでしょうか。
節水方法まとめ
節水方法をご紹介しました。水道の蛇口を変えるだけでも変わるんですね。普段から少し気を付けるだけでも水道代は節約できます。節水コマやレバーハンドルなどのアイテムと合わせて上手に節水してみてくださいね。