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高齢者こそ冷蔵庫の買い替えが大事!家族が気にかけたい2つのポイントは?

電気代の節約、節電テクニック

高齢者世帯の電気代平均額は意外と高く、その原因の一つに古い家電を使っている場合が多いことが考えられます。最新の冷蔵庫は昔のものに比べてとても省エネになっているので、買い替えで大きな電気代節約効果が期待できます。身近な家族に高齢者世帯がある場合は、高い電気代の無駄を削るためにも家電の見直しをしてあげましょう。

高齢者世帯の電気代平均額は意外と高く、その原因の一つに古い家電を使っている場合が多いということが考えられます。家電の中でも最新の冷蔵庫は昔のものに比べてとても省エネになっているので、買い替えによる節電効果は大きくなります。
しかし、高齢者世帯が冷蔵庫のような大型家電を買い替えるとなると大変な場合が多く、身近な家族の手助けが必要です。身近な家族に高齢者世帯がある場合は、高い電気代の無駄を削るためにも家電の見直しをしてあげましょう。

若年層よりも高齢者層のほうが電気代が高かった!

みずほ情報総研(株)が行った「シニア層の節電実態」に関する調査結果によると、年齢が高くなるにつれて節電をしている人の割合は増加傾向にあるといいます。しかし、節電に取り組んでいるものの、若年層に比べてシニア層の電気代が高いことも明らかとなっています。
要因のひとつとして考えられる古い家電の利用に着目したところ、エアコンと冷蔵庫では、50代以上の約2割が15年以上の家電を利用しているということがわかりました。

出典:みずほ情報総研:「シニア層の節電実態」に関する調査結果を発表

高齢者層の電気代が若年層よりも高いということに驚く人は多いでしょう。若年層のほうが夜間遅くまで起きて電気を使っていたり、パソコンやゲームなどの娯楽や、オーブンや食器清浄機などの調理家電もよく使うため、その分電気代がかかっているように思いませんか?

なぜ節電意識が高く節電行動も多く行っている高齢者の電気代が高くなってしまうのでしょうか?その原因のひとつとして、「古い家電」があげられます。

高齢者世帯の電気代を上げている原因のひとつが「古い家電」

50代以上の約2割が15年以上の家電を利用している、という上記の調査結果からもわかるように、高齢者が古い家電を使っている場合は多いようです。

特に古い冷蔵庫を使っている場合は、買い替えによる電気代節約額はとても大きくなります。古い家電が電気代が高くついてしまっている原因のひとつとなっている高齢者世帯こそ、冷蔵庫の買い替えを考えたいものです。

高齢者こそ冷蔵庫の買い替えが必要な2つの理由

高齢者こそ冷蔵庫の買い替えが必要な2つの理由は以下のようになります。

  • 消費電力の大きい古い冷蔵庫が電気代を上げてしまっている
  • 最新の冷蔵庫は昔に比べて使い勝手がよく、毎日負担なく使うことができる

冷蔵庫の買い替えによる電気代節約額は年間13,000円にも

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10年前と最新の冷蔵庫(容量500リットル前後)を比較した場合、10年前の冷蔵庫の電気代は年間17,618円、最新の冷蔵庫は年間4,663円と、なんと12,955円もの差があります。

10年前の冷蔵庫を買い替えた場合でも、年間13,000円近く電気代が節約できるとなると、15年前の冷蔵庫の場合はさらに大きな節約額が見込めます。

最新の冷蔵庫は高齢者も使いやすい

最新の冷蔵庫は、電気代が安いだけでなく、扉が左右どちらからも開けたり、野菜室や冷凍室の場所が選べるなど昔の冷蔵庫に比べて使いやすさが向上しています。
また、高齢者など背の低い人でも使いやすいようにローウエスト設計のものも登場しています。閉め忘れをブザーやLEDの点滅により知らせてくれるものなどの機能も高齢者世帯には良いかも知れません。

高齢者世帯の冷蔵庫の買い替えは身近な家族が気にかけてあげましょう

みずほ情報総研(株)の調査によると、家電の買い替えについては手間も多く、シニア層は腰が重くなりがちとも考えらるため、シニア層に身近である家族に着目し、家電購入に係わる支援についての実態を把握。結果、50代を過ぎると、家電製品の購入について子や孫に相談する機会が増加し、70代では34%が家電製品の購入時に子や孫に相談した経験があった、ということです。

出典:みずほ情報総研:「シニア層の節電実態」に関する調査結果を発表

高齢者が、節電意識が高く節電行動も多く行っているにも関わらず電気代が高くついてしまっている、というのはとても損をしてしまっています。
身近な家族に高齢者世帯があるという場合は、古い家電のせいで無駄にかかってしまっている電気代を削れるように、冷蔵庫の状態や年数、買い替えの必要性があるかなど気にかけてあげましょう。

冷蔵庫の買い替え時、電気代の確認方法は?

冷蔵庫の買い替え時、新しい冷蔵庫にかかる電気代を確認したい場合は、カタログなどに記載されている「年間消費電力」をみましょう。「年間消費電力」とは、その冷蔵庫を1年間使用した場合にかかる電力量の目安です。「年間消費電力」が少ない冷蔵庫ほど、かかる電気代が少ないということになります。

ひとつ注意したい点は、冷蔵庫の電気代は大きさに比例していません。大きい冷蔵庫のほうが小さい冷蔵庫よりも電気代がたくさんかかる、というわけではなく、大型の冷蔵庫のほうが年間消費電力量が小さく、電気代が安くなるといいう場合もあります。そのため、冷蔵庫買い替えの際には「年間消費電力」で電気代をしっかりと確認しましょう。

買い替えとともに電気料金プランも見直しをしてあげましょう

家庭の電気の使用状況に見合わない電気料金プランを使っていると、無駄な電気代がかかってしまっている場合があり、損をしてしまいます。
電気料金プランには多くの種類があり、その中からご家庭の生活スタイルに見合う、一番安い単価が適用されるプランを自由に選ぶことができます。

ご家庭に最適なプランは、エネチェンジプラン診断で診断することができます。携帯電話からでも簡単に診断できますので、身近な高齢者世帯家族の電気料金プランの見直しも気にかけてあげましょう。

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