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部屋が暑い!エアコン冷房の前に換気をし、熱気を逃がして節電対策!

電気代の節約、節電テクニック

暑い夏が続いています。外出して帰ってきたら、部屋がムッと暑い……!そんなとき、いきなりエアコンをつけてはいませんか?部屋の温度を急激に下げようとエアコンをフル稼働させると、電気代が増える原因になりかねません。節電しながら部屋にこもった熱をうまく取るポイントについて説明します。

節約額

暑いなか外出してようやく家に帰ってきたら、外よりも部屋の中のほうが暑い!という経験はありませんか?

すぐにエアコンの冷房をつけたいところですが、ちょっと待って!暑い部屋は換気してからエアコンを使うほうが、効率的に部屋を涼しくできて節電効果も高くなるんです。

部屋に熱がこもらないように外出前にしておくこと、部屋の熱を取るために帰宅時にすること、それぞれについて紹介します。

更新日
2020年9月11日
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【外出前のポイント】部屋に熱がこもらないようにする

夏は気温が高く陽射しが強いので、留守中の部屋に熱が蓄積されやすくなります。帰宅直後の部屋が暑くなりすぎないように、外出前にちょっとした工夫をしてみましょう。

部屋に熱がこもらないようにできる方法を紹介します。

窓からの熱を遮りましょう

外出前には、カーテンやブラインドを閉めましょう。頻繁に使わない窓のシャッターは、常時閉めておくのもおすすめです。

部屋にこもる熱の約74%は、窓などの開口部から入り込んでくるので、カーテンやブラインドで窓からの熱を遮ると部屋の温度が上がるのを防げます。また黒系統の色よりも、白系統のほうが直射日光を遮られるので、さらに効果的です。

カーテンを閉めて部屋が暗くなるのが嫌な場合は、遮熱レースのカーテンを選ぶとよいでしょう。遮熱レースのカーテンかどうかは、インテリアファブリックス協会による遮熱マークで確認できます。遮熱マークは、遮熱率25%以上、遮光率99.4%未満の基準に適合しているカーテンに表示されています。

参照:夏の暑さをやわらげる窓|YKK AP「遮熱マーク」|インテリアファブリックス製品の関連マーク|日本インテリアファブリックス協会

家電製品からの放熱を最小限に抑えましょう

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テレビ・冷蔵庫・パソコン・電気ポットなど、家の中には家電製品がたくさんあります。家電製品からの放熱は、部屋が暑くなる原因のひとつです。
外出前は、使わない家電製品の電源を切るように心がけましょう。また家電製品は、放熱スペースを考慮して天井や壁から離して設置するようにしましょう。

【帰宅時のポイント】部屋にこもった熱を取る

エアコンは、部屋の温度を設定温度にするまでがいちばん電気を使います。帰宅したときに部屋が暑いからといってすぐに冷房をつけると、エアコンに負荷がかかって電気代が高くなる原因になってしまいます。

まずは、こもった熱気を外に逃がして部屋の温度を下げましょう。部屋の温度が下がると、設定温度までの温度差が少なくなるためエアコンの省エネにつながります。

部屋の窓を開けて換気をしましょう

まず最初に、窓を開けて換気をしましょう。
対角の位置にある窓を2カ所以上開けて換気するのが、ポイントです。
また風が吹き込むほうの窓を小さく、出ていくほうの窓を大きく開けるとさらに効率よく換気できます。
窓が1カ所しかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機を窓の外に向けて使う方法もおすすめです。

参照:上手な換気の方法|空気とくらし|ダイキン

さらに効果的に換気をしたいなら扇風機やサーキュレーターの併用がおすすめ!

部屋の熱気は天井付近にたまるので、窓を開けるだけでは換気しきれない場合があります。
窓を開けながら、扇風機やサーキュレーターを上向きにして、できるだけ高い位置で首振りにして使って換気をすると、空気の流れができて窓から熱が外に出ていきやすくなります。

扇風機とサーキュレーターの違い

扇風機
広範囲に幅広く風を起こします。直接人に風をあてて涼しさを感じさせてくれます。
サーキュレーター
直線的で強い風を起こします。空気を循環させるのに適しています。

換気後のエアコン冷房は自動運転で使おう

帰宅時に換気をしてからエアコンの冷房を使えば、部屋のムッとした暑さはなくなり、冷房効率もよくなります。

さらに効率よく部屋を涼しくするために、エアコンは自動運転で使いましょう。

エアコンの自動運転の機能は、もっとも省エネで部屋の温度が設定温度になるように運転をしてくれます。はじめから風量を弱にして運転をしてしまうと、設定温度になるまでに時間がかかる分、電気代も高くなってしまいます。

またエアコンの温度や風量をこまめにオン・オフすると余計に電力を消費してしまうので、自動運転にしたらつけっぱなしにするのがおすすめです。

帰宅したらまず換気!暑い部屋の熱気を逃がしてからエアコン冷房を使おう

帰宅時に暑い部屋を効率よく涼しくするには、まず換気をしてこもった熱気を逃がしましょう。

部屋に熱気がこもったままで急いでエアコンをつけても、なかなか部屋の温度が下がらずエアコンに負荷がかかり、電気代も高くなってしまいます。換気をして部屋の温度を少し下げてからエアコンの冷房をつけると、省エネにもなり効率よく部屋を涼しくできます。

また、外出前にはあらかじめカーテンやブラインドを締めて、窓から入ってくる熱を遮ると、部屋に熱がこもりにくくなります。家電からの放熱も部屋が暑くなってしまう原因になるので、使わない家電の電源は切るようにするなどの工夫も効果的です。

外出前と外出後のちょっとした工夫で、帰宅直後の部屋も涼しく快適になります。電気代の節約にもつながるので、ぜひ実践してみてくださいね!

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