電気代の1段料金とは何のこと?1段料金に抑えて電気代を節約するには?
この記事の目次
電気料金プランで設定されている単価には1段料金、2段料金、3段料金、と段階制の料金設定のものがあって、段階が上がるほど単価は高くなります。そのため、電気料金単価を1段料金に抑えることができれば電気代を安くすることができるんです。
今回は、電気代の1段料金とは具体的にどんなものなのか、そして1段料金に抑えて電気代を節約するにはどうしたらよいか、ということをご説明していきます。
これを読めば、電気料金の単価設定のしくみがわかって、電気代の節約がしやすくなります。さらに、一番安くお得に使える電気料金プランの選び方までわかってしまいますよ!
電気代の1段料金って何?
電気料金のプランごとに、1kWhあたりの電力量単価が設定されています。プランによって「段階制料金」という設定で電力量単価が定められているものと、「固定制料金」設定で電力量単価が定められているもがあります。
- 段階制料金
- 一度に電気をたくさん使うほど料金単価が高くなるしくみ
- 固定制料金
- 一度にどれだけたくさん電気を使っても料金単価が変わらないしくみ
上の2つのうち、「段階制料金」は料金設定が3段階に分かれています。
- 第1段階
- 割安な料金単価
- 第2段階
- 平均的な料金単価
- 第3段階
- 割高な料金単価
上記の第1段階の設定単価が、「電気代の1段料金」ということなんです。例えば、東京電力の従量電灯プランは、以下のような段階料金設定がされています。段階が上がるごとに単価が高くなっているのがわかりますね。
- 1段料金
(~120kWh) - 19.43円
- 2段料金
(120kWh~300kWh) - 25.91円
- 3段料金
(300kWh~) - 29.93円
2015年11月時点での料金単価です。
電気料金の段階制料金のしくみについて、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
電気代を1段料金に抑えて節約するには?
電気代を1段料金に抑えて節約するにはどのような電気の使い方をしていけば良いのでしょうか?見ていきましょう。
電気代の1段料金に抑えるにはどんな電気の使い方をすればいいの?
電気代の1段料金に抑えるには、例えばお使いの電気料金プランの1段料金が120kWhまでとなっている場合は、ひと月に使う電力量を120kWh以下に抑えなければなりません。そのため、消費電力が大きい家電をできるだけ使わないようにする、電力使用量を細かくチェックしていくなど、120kWh以下に抑える工夫が必要となります。
消費電力大きい家電については、以下の記事で詳しくご説明しています。
ご家庭での電力使用量をチェックしたい場合は、HEMSや電気代チェッカーなどを使って確認することができます。
家庭での電力使用量が細かく確認できるHEMSについて、詳しくは以下の記事でご説明しています。
ひとつの家電にかかっている電気代を調べたい場合は、電気代チェッカーを使って調べることができます。
また、時間帯によって異なる単価設定がされている電気料金プランを使っているご家庭は、電気を使う時間帯を安い単価が設定されている時間帯にできるだけ移すことで、段階料金設定がされている時間帯の電気代を1段料金に抑えて節約することが可能になります。
家族人数が多いなど、たくさん電気を使う家庭は固定制料金設定の電気料金プランのほうがお得になる
家族人数が多いなどたくさん電気を使うご家庭は、電気代の1段料金に抑えるという生活をするのは難しいですよね。
そういった場合は、段階制料金設定がされている電気料金プランではなく、固定制料金設定がされているプランを選んだほうが電気代をお得に使いやすいんですよ。先にご説明したように、固定制料金設定がされているプランはどれだけ電気をたくさん使っても料金単価は一定のため、電気をたくさん使うご家庭に向いているんです。
電気代を安く節約するには、自分に合うプランを選ぶことが肝心!
電気料金プランごとに、段階制料金、固定制料金設定の違いがあるだけでなく、時間帯によっても設定されている単価が変わってきます。そんな複雑な数ある電気料金プランの中から電気料金プランを自分で選ぶのは大変ですよね。でも、エネチェンジでは、電気代を節約しやすい自分に見合うプランが簡単にわかるんですよ!
最適プランで電気代を節約していくために、エネチェンジで電力プランを比較して選びましょう!
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