テレビやHDDレコーダーの電気代を計算して電気代を節約
この記事の目次
テレビやHDDレコーダー、ゲーム機などはひと月にどのくらい電気代がかかっているのでしょうか?
また、待機電力にかかる電気代はどのくらなのでしょうか?
テレビ周辺機器の電気代を検証しています。
テレビの電気代を大きく左右するのは電気料金プラン
テレビやHDDレコーダー、ゲーム機などの電気代を大きく左右するのが、私たちが選んで契約している電気料金プランです。
電気料金プランごとに、設定されている時間帯別の電気の単価が異なります。そのため、同じ時間テレビをつけたとしても、プランで設定されている電気の単価が違うと電気代も大きく変わってきます。
電気料金プランの電気の安い時間帯と高い時間帯の単価の差は2倍以上あるので、ご家庭で電気をたくさん使う時間帯の電気の単価が安く設定されているプランを選ぶことで、テレビやゲーム機にかかる電気代も安い単価で使うことができるようになる、ということです。
最適プランで電気代を節約していくために、エネチェンジで電力プランを比較して選びましょう!
テレビ周辺機器にはひと月どれくらいの電気代がかかっているの?
テレビ、HDDレコーダー、家庭用ゲーム機(TVに接続するタイプ)にひと月あたりどのくらい電気代がかかっているのでしょうか?
それぞれの機器を使用している時の電気代と、使用していない時の待機電力にかかる電気代はそれぞれいくらくらいなのかを以下に計算しました。
1kWhあたりの電気代を25.91円として計算しています。
テレビ・HDDレコーダー・ゲーム機を使用している時の電気代ってどれくらい?
まずはテレビとテレビ周辺機器を使用した場合の電気代をみていきましょう。1時間当たりの電気代は以下のようになります。
- テレビを1時間つけた場合の電気代
- 約1.6円消費電力を65Wとして計算しています。
- HDDレコーダーを
1時間使用した場合の電気代 - 約0.6円消費電力を25Wとして計算しています。(32インチ平均)
- 家庭用ゲーム機を
1時間使用した場合の電気代 - 約5.1円消費電力を200Wとして計算しています。
それぞれの電気代を見ると、テレビ、HDDレコーダーと比べて家庭用ゲーム機の電気代が高いことがわかります。
家庭用ゲーム機の消費電力は思ったよりも大きく、TVやHDDレコーダーよりも電気代が多くかかります。
テレビ・HDDレコーダー・ゲーム機の待機電力にかかる電気代ってどれくらい?
次に、テレビ・HDDレコーダー・ゲーム機を使用していない場合の待機電力にかかる電気代はどのくらいなのか見ていきましょう。
- テレビの待機電力の電気代(1時間あたり)
- 約0.005円消費電力を0.2Wとして計算しています。
- HDDレコーダーの待機電力の電気代
(1時間あたり) - 約0.005円消費電力を0.2Wとして計算しています。
- 家庭用ゲーム機の待機電力の電気代
(1時間あたり) - 約0.03円消費電力を1.4Wとして計算しています。
HDDレコーダーが高速起動モードになっている場合や、家庭用ゲーム機で電源OFF時もインターネットと常時接続しているタイプのものなどは上記よりも消費電力は大きくなります。
テレビとHDDレコーダーの待機電力にかかる電気代は同じくらいですが、家庭用ゲーム機の待機電力にかかる電気代はテレビ・HDDレコーダーの6倍となっています。
テレビ周辺機器の電気代はひと月どれくらいかかってる?
テレビ周辺機器にはひと月あたりどれくらいの電気代がかかっているのでしょうか?いくつかの例をもとに以下に計算しました。
- 毎日テレビを5時間見ていたとします。
- テレビをみていた時間の電気代が240円/月
- テレビの待機電力にかかった電気代が2.85円/月
- HDDレコーダーで毎週テレビ番組を6時間分録画し、毎週末その録画を見ていたとします。
- HDDレコーダーを起動していた時間の電気代が28.8円/月
- HDDレコーダーの待機電力にかかった電気代が3.36円/月
- 毎日家庭用ゲーム機を3時間していたとします。
- ゲームをしていた時間の電気代が459円/月
- ゲーム機の待機電力にかかった電気代が18.9円/月
テレビまわりの電気代はどう節約していけば良い?
テレビ周辺機器の電気代を上手に節約していくには、以下のポイントに注意しましょう。
コンセントから電源プラグを抜くべきかどうか
テレビやHDDレコーダーの待機電力はそんなに大きくないのですが、ゲーム機は待機電力自体もテレビ・HDDレコーダーの6倍かかるので、ゲーム機を長期間使わない場合などはコンセントから電源プラグを抜いておくと良いでしょう
高速起動設定などの設定に注意
HDDレコーダーなどは高速起動モードがついている場合があります。その場合は待機電力が通常より大きくなりますので、必要のない場合は高速起動モードはoffにしておきましょう。高速起動モードをoffにするやり方は機種により違いますので、お使いの機器の説明書をご覧ください。
省エネモードを上手に活用しましょう
最近の家電には省エネモードがついているものが多くあります。ご家庭のテレビ・HDDレコーダー・ゲーム機などの省エネモードを確認してみましょう。
省エネモードにすると、自動的に消費電力を抑えてくれるので電気代を節約することができます。上手に活用していきましょう。
電気料金プランを変更すると電気の料金単価が安く抑えられて電気代がお得に!
電気料金プランには、時間帯別で電力量単価(1kWhあたりの料金単価)が設定されているプランがあります。ご家庭で電気をたくさん使う時間帯の電力量単価が安く設定されているプランを選ぶことで、電気を安く使うことができます。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)