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たった50Wで年間電気代12,000円!?50W家電の電気代調査!

電気代の節約、節電テクニック

白熱電球などの日常のちょっとしたものが当てはまる50W(ワット)。50Wって大したことないように見えますが、1年中つけっぱなしにしていると実は13,578円になります!! 1年中つけていることはないと思っているあなた。実は意外な所で1年中つけっぱなしがありますよ!!

白熱電球などの日常のちょっとしたものが当てはまる50W(ワット)。50Wって大したことないように見えますが、1年中つけっぱなしにしていると実は13,578円になります!! 使っていない時に電化製品の電源プラグをコンセントから抜くだけでどれだけ安くなるか、50W家電の電気代を具体的な家電と金額でご紹介!!

50Wの電化製品を使ったときの電気代はどのくらい?

50Wの電化製品をどれだけ使うと、どれくらいの電気代になるのでしょうか。扇風機や電気スタンドを例に計算してみました。

50Wの電化製品ってどんなものがある??

身の回りの家電で、消費電力が50Wのものはこちらになります。

ホームシアター
  • サーモヒーター
  • 扇風機
  • ホームシアター
  • 空気清浄機
  • 電気スタンド(白熱灯)
  • ミシン

実は空気清浄機やミシンの消費電力は扇風機と同じくらいなんです。意外だと思いませんか?50Wのものって色々ありますね。このほかにもエアコンが安定しているときやノートパソコンでも約50Wの消費電力になります。

50Wの扇風機を1時間使った場合

electric-fan
夏に欠かせない扇風機

それでは50Wの扇風機を1時間使った場合にかかる電気代を調べて見ましょう!
電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

  • 50(W)×1(時間)÷1000×31円=1.55(円)

扇風機を1時間使っても1.55円なんですね。たった1.55円で涼しくなると考えると経済的!

50Wの扇風機を24時間使った場合

真夏の何もない暑い日だと扇風機を24時間つけっぱなしもあり得ますよね。さて、24時間もつけっぱなしだとどうなるのでしょうか。先ほどの1.55円が1時間あたりなので、これを24倍すればよいですよね。

  • 1.55円×24時間=37.20(円)

1日中つけっぱなしでも37.20円、やはりお得な感じがします。

50Wの電気スタンド(白熱灯)を8時間使った場合

机の上って眠くなる……
机で8時間勉強したとき、あるいは夜中から宿題に追われて勉強し始めたが、気づけば寝落ちして朝を迎えたときを想定して計算してみましょう。

  • 50(W)×8(時間)÷1000×31円=12.40(円)

寝落ちしても12.40円!!

12.40円の電気代については気にする必要はなさそうです。それより机の上で寝たことによる疲労と、宿題が残ったことの方が大問題ですね。眠くなったら諦めて寝るか、気合を入れて頑張るしかありませんね!

50Wのサーモヒーターを3か月使い続けた場合

温度計

サーモヒーターは主に金魚などを飼うときに使うものです。サーモスタットとヒーターを一体型にした製品で、温度調節・保温の役割を果たします。これは金魚が生きている間、ずっとつけっぱなしにすることになります。さて、3か月つけっぱなしにした場合の電気代を計算してみます。50Wのものを1日つけっぱなしにすると37.20円、3か月は92日なので……

  • 37.20(円)×92(日)=3,422.40(円)

3か月使い続けると3,422.40円です。

特に冬は水温が低いので、ヒーターがどうしても必要になります。こうして考えると、「金魚を飼う」ということにも、電気代がかかっているということを改めて認識しますよね。

1年中50Wの電力を消費し続けたときの電気代は??

例えば金魚を飼っている家庭であれば、サーモヒーターを年中使っています。子どもがいる家庭であればエアコンの暖房を夜中の間つけっぱなしにすることもあると思います。他にも、給湯器は何もしなくても7Wの電力を消費していたり……。50Wの家電を1年中つけっぱなしにしたときの電気代ってどのくらいかかるのでしょう?

  • 50(W)×24(時間)×365(日)÷1000×31円=13,578.00(円)

さすがに一年中ずーっとつけっぱなしにすると13,578.00円の電気代になるんですね。この金額はさすがにインパクトがあるのではないでしょうか?ムダにずっと電源を入れておくのは、やはりよくありません。こまめに電源を切って、節約もしていきましょう。

実は待機消費電力で電気代がすごいことに!? 

待機消費電力という言葉を聞いたことはありますか?これは簡単に言うと家電がOFFモードで使用する電力です。例えばテレビの画面を消しているとき、給湯器を使っていないときに消費する電力のことです。待機時消費電力量が多い機器はガス温水器、テレビ、冷暖房兼用エアコン、電話機などが挙げられます。

経済産業省のデータにはこのように書いてありますよ!

1世帯あたりの待機時消費電力量は228kWh/年と推計される

金額にすると、1世帯あたりの待機消費電力は年間で7,068.00円。驚きですね!

出典:(待機時消費電力調査) 報告書 – 経済産業省

待機消費電力を減らすには

待機消費電力などの小さい電力でも1年間使用し続けると高額になります。これらの金額をおさえるにはどうしたらいいのでしょうか。経済産業省によると、

省エネモードを利用した場合
8%の削減に!!
主電源をオフにする場合
23%の削減に!!
こまめに電源プラグをコンセントから抜いた場合
40%の削減に!!

だそうですよ!待機消費電力を減らす一番の近道は、電源プラグをコンセントから抜くことなんですね。ただし、ラジカセなどの場合、電源プラグを抜くと初期状態に戻り、時間設定をしなければならない機器もあります。その場合は省エネモードや音量を小さくするなどの工夫で消費電力をおさえることができるので、家電に合わせて節約をしていきましょう。

参照:(待機時消費電力調査) 報告書 – 経済産業省

50W家電の電気代まとめ

さぁ、振り返ってみましょう!

主な50W家電の電気代

50Wの扇風機を1時間
1.55円
50Wの扇風機を24時間
37.20円
50Wの電気スタンド(白熱灯)を8時間
12.40円
50Wのサーモヒーターを3か月
3,422.40円
50Wの待機消費電力を1年間
13,578.00円

たった50Wであっても電気代はかかります!でも、少しの工夫で電気代は節約できます!家電の電気代を意識して、さらに節約ライフを送りましょう!

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