中国電力の電気代の支払いはクレジットカードと口座振替のどちらがお得?クレジットカード払いのメリットなどを紹介!
この記事の目次
中国電力の電気代の支払いには、クレジットカード・口座振替・振込用紙の3つの方法がありますが、中国電力と契約しているみなさんは、電気代をどの方法で支払っていますか?
中国電力の電気代をクレジットカードで支払うメリットや注意点、支払い方法の変更手続きについて解説します。さらにクレジットカードと口座振替では、どちらがお得になるのか毎月の電気代ごとに計算し比較してみました。
中国電力の電気代をクレジットカードで支払うメリット
中国電力の電気代をクレジットカード払いにすると、電気代の支払い忘れがなくなる、クレジットカードのポイントが貯まるのでお得になるなどのメリットがあります。
電気代の支払い忘れがなくなる!
クレジットカード払いは、カード会社が私たち消費者と中国電力の間に入り、料金を立て替え払いしてくれる仕組みになっています。毎月自動的に指定口座から電気代を引き落とされるため、支払いを忘れずに済みますね。
ただしクレジットカードの利用限度額を超えてしまうと、クレジットカード払いの対象外となります。また口座の残高が不足していて振替日に引き落としができないと、未納となって延滞金が発生する場合があるので注意しましょう。
- 電気代を中国電力が消費者に請求する。
- カード会社が消費者の電気代を立て替えて、中国電力へ支払う。
- カード会社が立て替えた電気代を消費者に請求する。
- 消費者は電気代を支払う。
クレジットカードのポイントが貯まる!
どのクレジットカードを使うとよりお得になるのか、支払いに利用するカードの選び方をまとめました。
- ポイント還元率が高い。
- キャッシュバック率が高い。
- 提携先に、よく利用する店舗やサービスがある。
電気代は毎月必ず支払うものだからこそ、ポイントをコツコツ貯めてお得に利用したいですね。
中国電力の電気代を、クレジットカード払いにする時の注意点
クレジットカード払いはカード会社が関わってくるので、支払い規定だけでなくカード会社の規定も考慮する必要があります。電気代をクレジットカード払いにした時の注意点をみてみましょう。
- クレジットカード払いの方には、とくとく振替プラン(口座振替割引契約)は適用されません。
- クレジットカード利用明細の送付時期や口座からの振替日は、クレジットカード会社によって異なります。
- クレジットカード会社の締切日と中国電力の検針日との関係やその他の事務の都合などにより、当月の請求が翌月にずれ、2カ月分がまとめて請求される場合があります。
- 電気代はカード会社から届く明細書で確認することになり、請求書・領収証は中国電力から発行されません。なお請求金額は、検針票でも確認ができます。
- クレジットカード番号等が変更となった場合は、再度申し込み手続きが必要となります。なお新カードでの支払い手続きが完了すると旧カードへの請求は自動的に解約されるため、解約手続き等は必要ありません。
中国電力の電気代をクレジットカード払いに変更する方法
利用できるクレジットカードは電力会社によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
中国電力で利用可能なカード会社は以下の通りです。
JCBカード、VISAカード、マスターカード、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカード、イオンカード、JACCSカード、UCカード、UFJカード、ニコスカード、DCカード、楽天カード、セディナカード、OMCカード、CFカード、青山キャピタルカード、オリコカード、セゾンカード、TSキュービックカード、MUFGカード、ゆめカードOMCカードのうち国際ブランド(VISA,MasterCard,JCBなど)がついていないクレジットカード(ハウスカード)は、対象外となります。
手続き方法は、中国電力への申し込みとクレジットカード会社への申込の2つがあります。
申し込み時は電気の契約番号・クレジットカードの番号等・印鑑の3つが必要です。なお電気の契約番号は、検針票や領収証等で確認できます。
高圧で契約中の方や集約請求の方は、クレジットカード払いの対象外となります。
中国電力へ申し込む
- 中国電力のホームページから申し込む場合
- 会員制WEBサイト「ぐっとずっと。クラブ」に入会すれば、中国電力のホームページからクレジットカード払いに変更ができます。
- 中国電力へ郵送で申し込む場合
- 「電気料金クレジットカード支払い申込書」を中国電力に郵送し、クレジットカード払いに変更ができます。申込書は中国電力の申し込みフォームから取り寄せられます。必要事項を記入し中国電力へ返送しましょう。申込書は使用場所ごとに1枚を提出してください。
参照:中国電力への申し込みをご希望されるお客さま|お申し込み手続き方法|クレジットカードによるお支払い|中国電力
クレジットカード会社へ申し込む方法
指定のクレジットカード会社の場合、各ホームページから申し込めます。指定のクレジットカード会社とは、JCBカード、三井住友カード、オリコカード、イオンカード、セディナカード、OMCカード、CFカード、UCカード、セゾンカード、MUFGカード、ニコスカード、UFJカード、JACCSカード、青山キャピタルカード、TSキュービックカード、ゆめカードです。
参照:クレジットカード会社への申し込みをご希望されるお客さま|お申し込み手続き方法|クレジットカードによるお支払い|中国電力
中国電力の電気代、クレジットカード払い以外の支払い方法を紹介
クレジットカードでの支払いは便利でお得ですが、中国電力の電気代は口座振替や振込用紙でも支払えます。
口座振替による支払い
口座振替での支払いにすると、とくとく振替プラン(口座振替割引契約)が適用され、毎月の電気代から55円が割引となるのでお得です!とくとく振替プラン(口座振替割引契約)の対象プランは、従量電灯A/B、時間帯別電灯、エコノミーナイト、ファミリータイム(プランⅠ/Ⅱ)、電灯ピークシフトプラン、低圧高負荷契約、低圧パックプランです。また、料金の振替結果が翌月の検針票で通知されている方、かつ月の1回目の振替日に口座振替の方が対象となります。
振込用紙による支払い
振込用紙は検針時、または郵送等で届けられます。なおコンビニエンスストアでの支払いには、バーコード付きの振込用紙が必要になるので、セールスセンターへ申し込みましょう。対象のコンビニエンスストアは、ポプラ、セブン・イレブン、ローソン、デイリーヤマザキ(ヤマザキデイリーストア)、ファミリーマート、MMK設置店です。
またスマートフォンのアプリ(PayB、LINE Pay、PayPay)を利用して、中国電力から送られる振込用紙に印字されているバーコードを読み込むことでも支払いが可能です。サービスの利用には、お客様情報の登録や電子マネーのチャージ等が必要です。中国電力から領収証は発行されません。
口座振替で支払うと毎月55円が割引され、クレジットカード払いではお手持ちのカードで決められた還元率分のポイントが貯まるんですね。ただし振込用紙での支払いに、割引やポイント付与はありません。
中国電力の電気代はクレジットカードと口座振替、どちらの支払い方法がお得?
中国電力の電気代の支払いの方法のうち、クレジットカード払いと口座振替ではどちらがお得なのでしょうか?中国電力でクレジットカード払いにした場合の還元率分のポイントと、口座振替にした場合のとくとく振替プラン(口座振替割引契約)の割引額を比較しました。
毎月の電気代の金額によって、お得になる支払い方法は以下のように変わります。
1カ月の電気代 | クレジットカード ポイント還元率 (0.5%で計算) | 口座振替割引還元率 (55円/月で計算) | どっちがお得? |
---|---|---|---|
3,000円の場合 | 15円/月 180円/年 | 55円/月 660円/年 | 口座振替割引の方が 40円/月・480円/年お得 |
5,000円の場合 | 25円/月 300円/年 | 55円/月 660円/年 | 口座振替割引の方が 30円/月・360円/年お得 |
8,000円の場合 | 40円/月 480円/年 | 55円/月 660円/年 | 口座振替割引の方が 15円/月・180円/年お得 |
10,000円の場合 | 50円/月 600円/年 | 55円/月 660円/年 | 口座振替割引の方が 5円/月・60円/年お得 |
12,000円の場合 | 60円/月 720円/年 | 55円/月 660円/年 | クレジットカードの方が 5円/月・60円/年お得 |
15,000円の場合 | 75円/月 900円/年 | 55円/月 660円/年 | クレジットカードの方が 20円/月・240円/年お得 |
17,000円の場合 | 85円/月 1,020円/年 | 55円/月 660円/年 | クレジットカードの方が 30円/月・360円/年お得 |
電気代が毎月10,000円以下の場合は口座振替割引の方が、12,000円以上場合はクレジットカード払いの方がお得になるんですね。
口座振替による支払いに変更する方法
電気代が毎月10,000円以下の場合は、口座振替割引の方がお得だということがわかりましたね。そこで、口座振替の支払いに変更する手続きも紹介します!
中国電力の電気代を口座振替に変更するには、ホームページからの申し込みと申込用紙による申し込みがあります。なお、引越し後に同じ口座からの振り替えを希望の場合は、電話で申し出るだけで口座振替を継続できます。
申し込み時は、電気の契約番号・預金(貯金)通帳の口座番号等・預金(貯金)通帳の届印(口座振替WEB受付の場合は不要)の3つが必要です。電気の契約番号は、検針票や領収証等で確認できます。
ホームページからの申し込み
中国電力のホームページでは、パソコンやスマートフォン・タブレット端末などから都合のよいときにいつでも口座振替の申し込みができます。金融機関窓口に出向かずに済み、書類の記入や押印も不要なので便利です。
口座振替の申し込みは、対象の金融機関で普通預金口座のキャッシュカードを持っている個人に限ります(法人口座は対象外)。
ホームページからの申し込みの流れは、以下の通りです。
- 「口座振替WEB受付サービス」にて電気の契約情報等を入力し、利用する金融機関を選択する(各金融機関のサイトへ遷移します)。対象の金融機関は、広島銀行、中国銀行、山口銀行、山陰合同銀行、鳥取銀行、阿波銀行、伊予銀行、北九州銀行、四国銀行、親和銀行、十八銀行、西日本シティ銀行、百十四銀行、福岡銀行です。
- 遷移先の各金融機関の受付システムにて、口座情報等(本人確認に必要な情報を含む)を入力する。
- 受付完了後、登録したメールアドレス宛にメールが届く。
参照:口座振替WEB受付|お申し込み手続き方法|口座振替によるお支払い|中国電力
申込用紙による申し込み
金融機関や郵便局の窓口に用意されている申込用紙でも、口座振替による支払いに変更ができます。申込用紙は、中国電力の申し込みフォームからも取り寄せられます。
なお申し込みから口座振替への手続き完了までは、1カ月~2カ月程度かかる場合があります。また手続き完了後は、検針票等により取扱開始月と振替予定日が通知されます。
参照:お申込用紙による手続き|お申し込み手続き方法|口座振替によるお支払い|中国電力
中国電力の電気代、毎月12,000円以上ならクレジットカード払いがお得!
中国電力の電気代をクレジットカード払いにするメリットや注意点、支払い方法の変更手続きなどについてまとめました。
毎月の電気代が10,000円以下の場合は口座振替割引が、12,000円以上の場合はクレジットカード払いがお得になるんですね。ご家庭の電気代が毎月いくらになるのかを確認して支払い方法を選択すれば、今よりも電気をお得に使えます!
また電気代だけでなく水道・ガスなどの光熱費や通信費等の支払いを同じカードにまとめたり、ポイント還元率の高いカードを選んだりすることで、クレジットカードのポイントがたくさん貯まるのでさらにお得になりますよ。