部屋がほこりっぽいのはなぜ?その原因と対策
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部屋がどうもほこりっぽいなあと感じることはありませんか?掃除をしても部屋がほこりっぽいのはなぜなんでしょう。その理由や、原因を探ってみましょう。
なぜ部屋がほこりっぽくなるの?
「ほこりっぽい」と感じる「ほこり」は、大半が繊維のくずです。ふとんやカーテン、カーペット、衣類、クッションなどから発生します。これらの布製品や、ティッシュ、本、新聞などから発生した繊維のくずが、ほこりとなって床や家具の上に積もるのです。
また、窓から入ってくる土ほこりや砂ほこりがほこりっぽさの原因になることもあります。換気口が24時間開いたままだと部屋がほこりっぽく感じる場合もあるようです。部屋の立地から排気ガスが入りやすいと思われる場合は、排気口がずっと開いたままになっていなか確認するとよいでしょう。
ほこりっぽくならないために
毎日掃除をしているにも関わらずほこりっぽさが無くならない場合、部屋そのものに原因があるかもしれません。
部屋にあるものを見直す
繊維のくずがほこりの原因の大半になるため、ほこりを徹底的に排除するためには、部屋の中の布製品をできるだけ減らすことが効率のよい方法になります。部屋の中を見回してみると、思いのほか布製品が多いことに気付くのではないでしょうか。
- カーペットを使わない
- カーテンをブラインドに変える
- ソファをレザーにする
- 衣類は全てクローゼットかタンスにしまう
- ぬいぐるみを置かない
このように部屋の中の布製品を減らすとほこりっぽさを感じることはだいぶ減りますが、私達が着ている衣類も布でできています。部屋の中で生活する以上、ある程度のほこりが出てしまうことは仕方がないともいえますね。
家具をフラットにする
家具と家具の間に隙間ができてしまうと、掃除が行き届かなくなりほこりがたまります。また、家具の上に様々なモノをのせると掃除がしにくくなります。
家具はぴったりとあわせて配置し、なるべく隙間を作らないようにする、家具の上にはモノを置かずに収納する、など、室内の様々な場所がフラットになるようにすると、掃除がしやすく、ほこりが溜まりにくい部屋になります。
床の素材にコルクを
ふとんをあまり叩かない
布団もほこりの原因の一つです。晴れた日に布団を干したあと、布団たたきで布団を思い切り叩いていませんか?
布団をあまり強い力で叩くと、中の繊維がちぎれてよけいほこりが出る原因になってしまいますし、布団の綿も傷みます。干した布団は軽く払う、掃除機でほこりを吸い取る程度にしましょう。また、布団は出しっぱなしにせず、寝る時以外は押入れやクローゼットにしまっておきましょう。
掃除してほこりを除去しよう
掃除をするタイミング
ほこりは時間をかけて上から下へと落ちてきて床の上に積りますが、とても軽いため、人の動きで簡単に上へ舞い上がってしまいます。ほこりを効率よく掃除するためには、人の動きが少ない時間帯を狙って、ほこりが床の上で定着しているところを見計らって掃除をすることです。朝起きてすぐか、退出先からの帰宅直後がベストタイミングですね。
また、いきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機から排出される風でほこりが舞い上がりますので、最初にドライシート付けたワイパーなどで乾拭きをし、床の上のほこりを大まかに取り除いてから掃除機をかえると効率が良いです。
ほこりを効率よく取り去る掃除方法
ほこりは水分に付着する性質があります。昔からある掃除方法で、お茶の出がらしをたたみの上にまき、ほうきとちりとりで集めるという方法がありました。これはたたみにまいたお茶の出がらしにほこりが付着して、効率よくほこりを取り去る掃除方法なのですが、応用編として、ちぎった新聞紙を濡らして床の上にまいても同じ効果を得ることができます。捨ててしまうだけのお茶の出がらしや古新聞は、掃除アイテムとして活用しましょう。
なるべくほこりを少なくしよう
部屋に置く布製品を少なくしたり、こまめな掃除をしたりする他、普段から、空気清浄機を使ったり、換気をまめに行ったりとほこりを少なくする工夫をしましょう。
空気清浄機を使おう
空気清浄機は花粉やウィルスを取り去る他、ほこりも少なくするという働きがあります。空気清浄機を回す事でお部屋のほこりっぽさが和らぎます。
空気清浄機についてはこちらの記事でもご紹介しています
空気の流れを良くする
部屋がほこりっぽくなる原因のひとつに部屋の空気の流れが悪いこともあげられます。部屋は適度に換気し、空気の流れをよくしておきましょう。換気する際には、二か所以上窓を開けると空気がよく流れます。一方で風が強い日などは、窓を細く開ける程度にする、換気する時間を短くするなど臨機応変に対応しましょう。
部屋がほこりっぽい原因の大半は繊維
部屋がほこりっぽいと感じる原因の大半は、布製品などから出る繊維です。お部屋の中にある布製品は極力しまいましょう。また、掃除をするタイミング注意したり、ほこりを効率良く掃除したり、できることから取り入れ、ほこりの少ない部屋を目指しましょう。
部屋の掃除についてはこちらの記事でもご紹介しています