単身引越しをする前に知っておきたい知識5選
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単身で引越しなら荷物も少ないしカンタンなのでは?と、いざ準備を始めてみたらやらなければならないことがたくさんあって困りますよね。単身の引越しサービス「単身パック」や引越し準備の注意点など、単身で引越しを検討されている方が知っておくとよいことをまとめました。
単身の引越しなら「単身パック」がおトク
引越し業者には「単身パック」という単身用の引越しサービスがあります。単身の引越しは、生活に必要最低限の少量の荷物を運ぶ場合がほとんどなので、通常引越し業者が運用している2~3トントラックでは大きすぎてしまいます。もし2~3トントラックで引越しをしたら、荷物量が少ないにもかかわらず、家族での引越しと同じくらいの引越し料金がかかってしまいます。「単身パック」は、単身で引越しを検討している方におトクな料金体系が特徴です。
「単身パック」で引越し業者が用意した専用ボックスで荷物を運びます。専用ボックスに積める荷物の目安は押入れ一段分です。引越し大手のヤマトホームコンビニエンスでは、以下のようなものが専用ボックスに積める荷物となっています。
- 冷蔵庫(2ドア)
- 全自動洗濯機(4kg)
- 電子レンジ
- ダンボール箱 約10箱(350mm×430mm×310mm)
- ふとん袋 1袋
- スーツケース 1個
専用ボックスの内寸は1.04m×1.04m×1.70m=1.83m³です。
参照:単身引越サービス|ヤマトホームコンビニエンス
単身の引越しなら荷物は少ないし、これだけの荷物が入れば「十分だ」という方も多いのではないでしょうか。
「単身パック」の料金
「単身パック」の料金はいくらくらいなのでしょうか。例えば、東京都から神奈川県へ「単身パック」で引越しするとしましょう。
- 「単身パック」の引越し料金
- 約1万6000円~
- 2トントラックでの引越し料金
- 約4万7000円~
「単身パック」は2トントラックでの引越し料金に比べると、3万円ほど安く設定されているのです。安く引越しをしたいなら、「単身パック」を利用したいですね!
また「単身パック」はをおトクに利用したいなら、必ず複数の引越し業者から見積もりを取りましょう。業者によってずいぶん料金が違うことがあるようです。引越し料金が格安である「単身パック」とはいえ、3月などの引越しの繁忙期には追加料金がかかる場合もあります。引越し時期をずらすことができるなら、繁忙期を避けるとよりおトクに引越しができるでしょう。
主要な各引越し会社の単身パックの見積もり比較とともに、上手に単身パックを使う方法をこちらの記事で紹介しています。
会社都合の引越しなら会社から引越し費用の補助が出ることも
会社命令で転勤や単身赴任をするときには、会社が引越し費用を負担してくれることが多くあります。高額な出費を強いられる引越しなので、会社の補助制度を利用することができるのはうれしいですよね。補助の内容などは、会社の就業規則に必ず書いてありますので、引越しの前に内容をチェックしておくとよいでしょう。
引越しで運ぶ荷物を精査する
あまり多くの物を持ち込んでしまうと、部屋が窮屈になってしまいます。
また「単身パック」を利用するなら、専用ボックスに積める量だけの荷物にすると、引越し料金も節約できますよ。
単身の引越し時、お世話になった方へ挨拶状を送る
お世話になった方へぜひ挨拶状を送りましょう。特に転勤の場合、再度赴任してくる可能性もあります。挨拶状を送ると丁寧な印象を与えることができ、今後のお付き合いもスムーズです。
挨拶状には、移転先と簡単なお礼の言葉、移転先での抱負などを書くとよいでしょう。
参照:引越しの挨拶状の書き方と送るタイミング|引越しの挨拶マナー|引越しの手続きと挨拶|引越し完全マニュアル|ズバット引越し比較
単身の引越し、引越し先ですぐに必要になるものは自分で運ぶ
引越しでよくやってしまうミスは、どのダンボールに何が入っているのか分からなくなってしまことです。すぐに必要なものが見つからず、慌てて探した経験がある方も多いと思います。
すぐに必要になるものは、チェックリストを作って書き出し、すぐに出せるように自分で運ぶのがおススメです。
単身の引越しは事前の準備で無駄なく進めよう
単身引越しで事前に知っておきたいことをまとめてみました。
その他にも引越し時には、郵便物の転送や、電気・ガス、お子様がいる場合は転校の手続きなど、やらなければならない手続きがたくさんあります!うっかり忘れてあとで慌てないためにも、チェックリストなどを利用して計画的に準備をしましょうね。
引越しで必要な手続きについて、以下の記事で紹介しています。