部屋探しに最適な時期とは?
この記事の目次
突然の転勤や家族の事情がある場合は引越し時期や部屋探しの時期を選べませんが、自分で時期を選べる場合、いつが部屋探しに最適な時期なのか気になりますよね。ここでは、部屋探しのオンシーズンとオフシーズンごとにメリットやデメリットを比較してみました。
- 更新日
- 2024年7月8日
部屋探しのオンシーズンは12月~3月
1年のうちで賃貸物件を扱う不動産屋の繁忙期は12月~3月です。この時期は卒業や進学、就職、転職などでたくさんの人が異動するので、賃貸物件の出入りが多くなります。
ただし賃貸物件の数が市場に多く出てくる分、賃貸物件探しの競争率も高いのが特徴です。不動産屋も繁忙期で忙しくなるため、大幅な家賃の値下げや特典などのサービスはあまり期待しない方がよさそうです。
- メリット
- 賃貸物件数が多いため、理想の賃貸物件に巡り合える確率が高い
- オンシーズンに合わせて建築される新築の賃貸物件が見つかるかも
- デメリット
- 不動産屋が忙しいので親身になってもらえない可能性も
- よい物件が見つかったらすぐに契約をしないと無くなってしまう
- 引越しのオンシーズンでもあるため、引越し料金が高く設定されていることが多い
引越し費用の相場について、詳しくは以下の記事で説明しています。
オンシーズンの部屋探しで大事なことは?
12月~3月オンシーズンの部屋探しを避けたくても、進学や転勤などこの時期に動かざるを得ない人も多いですよね。オンシーズンに部屋探しをするのに大事なことはなんでしょうか。
- 即決できる判断力と行動力
- 悩んでいる暇はありません!よい物件があったら誰かに取られてしまう前に即決断しましょう。
- 不動産屋に負けない強い精神力
- 不動産屋は繁忙期で忙しい上に、「あなたが借りなくても他に借り手は見つかります」という強気の姿勢です。めげずに頑張りましょう。
- 予算の準備
- オンシーズンには家賃の値下げ交渉は難しいです。また引越し料金も高めです。予算は多めに準備してお区と安心ですね。
部屋探し第2のオンシーズンは9~10月
オンシーズンが12月~3月なら、それ以外はオフシーズンかと思いますよね。実は9~10月は第2のオンシーズンなんです。9~10月は結婚式が多く、新居探しや将来子供ができた時のことも考えて引越す人が多いのだとか。また、人事異動が多くなるのもこの時期です。しかし12月~3月のオンシーズンと比較すると、メリットは増えます。
- メリット
- 12月~3月のオンシーズンほど部屋探しの競争率が激しくないため、家賃交渉ができる
- 引越し料金が高くない
参照:「引越しのピークを過ぎた今がチャンス? オフシーズンの物件探し」|部屋探し|CHINTAI(チンタイ)情報局
部屋探しのオフシーズンは4~8月と11月
- メリット
- 不動産屋が忙しくないのでゆっくり相談に乗ってくれる
- 敷金礼金の値下げや家賃交渉が可能。条件付きで家賃が数週間、数カ月無料になる場合もある
- 部屋探しの競争率が激しくないため、急いで契約しなくても物件が無くなりにくい
- 特に7~8月は引越料金が安く設定されていることが多い
- デメリット
- 賃貸物件数が少ない(特に新築の賃貸物件数が少ない)
オフシーズンの部屋探しで大事なことは?
4月~8月と11月のオフシーズンはゆっくり部屋探しができうれしいですが、賃貸物件数が少ないと希望の物件を見つけるのも難しそうですね。オフシーズンに部屋探しをするのに大事なことを見てみましょう。
- 希望条件を妥協する勇気
- 「新築物件がよい」「理想とちょっと違う」なんていっていたら部屋は見つかりませんよ。希望条件に優先順位を付けて、例えば希望条件の上位3つまで当てはまったらよいとするなど、妥協点を決めて部屋探しをするようにしましょう。
参照:「オフシーズンに引越すメリット」に迫る! | 初期費用・お金|賃貸関連記事|賃貸|SUUMO(スーモ)
時期によってポイントをおさえて、部屋探しをしよう
部屋探しの時期についてまとめてみました。
4月~8月と11月のオフシーズンに部屋探しをするのは、メリットがたくさんありそうですね。「オフシーズンに残っている賃貸物件なんて結局余りものなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。部屋探しはタイミングが大事なので、理想の物件がオフシーズンに空いてくれたらラッキーです。
もし引越しや部屋探しの時期を選べるなら、4月~8月と11月のオフシーズンにすれば、ゆっくりマイペースで部屋探しができおススメです。