ズボン(カジュアルパンツ)にアイロンをかけよう!
この記事の目次
動きやすくて多少の汚れも気にせず履けるカジュアルなコットンパンツはとても便利なアイテムです。しかし洗濯をするとコットンという素材上、どうしてもシワができてしまいます。できるならシワのないきれいな状態で履きたいですよね。ズボンにアイロンをかける時のポイントをみていきましょう。
シワの無いズボンで好感度アップ
せっかくきれいに洗濯をしていても、シワシワのパンツやシャツを着ていると、それを見た人からは「シワが残っているな」「気にしない人なのかな」という印象を持たれてしまいます。一方、カジュアルな衣類でもきちんとアイロンをかけてシワの少ないきれいな衣類を身に付けていると「きちんとした人だ」「小奇麗にしている」という印象を持たれるのではないでしょうか。
ワイシャツやスーツのズボンだけではなく、普段着のコットンのシャツやズボンもできるだけこざっぱりしていたいものです。ファッション先進国のイタリアでは、靴下や下着にまでアイロンをかける人が多いのだそうですよ!
ズボンにアイロンをかけよう
指定の温度よりも高い温度でアイロンをかけると、布が縮んだり傷んだりする可能性があります。また、低い温度では十分にシワを伸ばすことができません。
用意するもの
- アイロン
- アイロン台
- 当て布
- 霧吹き
アイロンをかける時は当て布を使うことで生地がテカるのを防ぎます。濃い色の衣類へのアイロンがけはテカりが目立つのでできるだけ当て布使うようにしましょう。
手順
- 最初にフロントのホックとファスナーを外します。
- ズボンを裏返します。
- サイドの縫い目が中心にくるようにアイロン台の上にズボンを広げ、アイロンをかけます。
- 腰回りにアイロンをかけます(アイロン台の端っこを使い、アイロン台にズボンをはかせるようにするとアイロンを上手にかけることができます)。
- ポケットの布やポケットの布の下側にもしっかりとアイロンをかけます。
- 裏返しのまま、ウェストの中にアイロンを入れて腰回りにアイロンをかけます。ウェストのタック(プリーツ)にもプレスします。
- 表に返して、裾部分にアイロンをあてます。サイドの縫い目をしっかりと合わせて折り目を決めます。
- 片足ずつ、センターラインにアイロンをかけます。
- アイロンがけが終ったらハンガーに吊るします。シワが残っている時は吊るした状態でアイロンのスチームを当てるとシワが伸びます。
- 生地が完全に冷めてから収納します。生地が熱い状態でたたむとシワがつくので注意しましょう。
カジュアルパンツがきれいに見えるポイント
コットンのパンツやコーデュロイのパンツがきれいに見えるポイントは、お尻のポケット部分です。ポケットのシワが伸びていると、それだけで印象がだいぶ変わります。時間が無くて全部はアイロンがけができないという時でも、ポケットまわりだけはきれいにするように心がけてみませんか。また、素材によってアイロンのスチームやドライを使いわけましょう。干し方にもポイントがあるようですよ!
ポケットだけきれいにする方法
パンツを裏返し、ポケットの部分にだけ裏側からアイロンを当てます。これだけでもズボン全体がすっきりとしてきれいに見えます。
ウールのズボンの場合
ズボンの素材がウールであれば、スチームを使ってアイロンをかけましょう。温度は低温でアイロンをします。当て布を忘れずに。
霧吹きを使う場面
ズボンの縫い目には霧吹きをして湿らせてからスチームを使わずにドライでアイロンがけをするとパリッと仕上がります。
干すときにひと工夫
洗濯してズボンを干すときに少し工夫するだけでも、乾いた時にシワを少なくすることができます。
- 脱水が終ったらすぐに干す。
- 放置しない。
- 干すときにズボンを広げて手でパンパン叩き、シワを伸ばす。
ズボンにアイロンをかける時間が無い時はポケットだけでもOK
カジュアルなズボンもシワの無い状態で履いたほうが美しく、人の印象は良いものになります。もしズボンにアイロンをかける時間がなければ、ポケットの部分だけでもズボンの裏側からアイロンを当てましょう。ポケットがきれいに伸びていると、シルエットがきれいに見えます。
スーツのズボンのアイロンについてはこちらの記事でもご紹介しています