マイナンバーカードを身分証明書にするのはアリ?ナシ?
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日常生活を送っていると、何かと身分証明書が必要になることもあるでしょう。運転免許証やパスポートを持っていない人だったら、今まで困ったことが多かったのではないでしょうか。マイナンバーカードは身分証明書として使えるもの、とされています。そこで、メリットとデメリットについて考えてみました。
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マイナンバーカードを身分証明書にするメリット
誰でも手に入る上に手間がかからない
基本的に、マイナンバーカードは誰でももらうことができます。所定の申し込み手続きをすればいいだけです。運転免許証のように、特別な教習や試験を受ける必要はありません。パスポートのように、いろいろな書類を集めることもありません。そういう意味では、手間もかからない方法であるといえるでしょう。
お金がかからない
運転免許証を取るには、教習所代がかかります。パスポートも、教習所代ほどではありませんが、手間とお金が必要です。一方、マイナンバーカードを作るのにお金はかかりません。せいぜいかかったとしても、証明写真の現像代くらいでしょう。Web申請にすれば、証明写真を現像する必要もないから実質無料。「財布に入れて持ち歩ける身分証明書が欲しいけど、お金をかけるのはイヤだ」という人にはうってつけです。
マイナンバーカードを身分証明書にするデメリット
紛失したときが大変
これはマイナンバーカードに限ったことではないのですが、身分証明書として使う場合、紛失した場合の手続きが大変です。マイナンバーカードの場合、紛失したら、お住まいを管轄する役所に届け出る必要が出てきます。場合によっては、マイナンバー(個人番号)自体を変更しなければいけないかもしれません。この手続きが煩雑だと思う人もいるでしょう。
番号を見られるリスク
また、別の問題もあります。マイナンバー制度自体は、まだ始まったばかりの制度のため、内容をよく理解していない人もいるのが事実です。たとえば、こういうケースも考えられます。
DVDをレンタルしようと思い、家の近所のレンタルショップに行った。身分証明書の提示を求められたので、マイナンバーカードを渡した。店員がコピーを取っていた。
これ、マイナンバーカードの取り扱いとしては完全にアウトです。マイナンバーの取得目的は法律で厳密に決められています。こういう例はまれかもしれませんが、法律で定められた目的以外で情報が取得されてしまうリスクがある、という点は覚えておきましょう。自分で「ここは大丈夫?」と判断する簡単な方法があります。マイナンバーカードの表面だけを見ているか、観察してみるといいでしょう。裏面の情報は、公共サービスの場以外では、まず使わないと考えてください。
マイナンバーカードを身分証として使うのはアリ?ナシ?
不正利用されるリスクはありますが、それはどんな身分証明書でも同じかもしれません。マイナンバーカードの性質をちゃんと理解して、適切な対応をすることが大事です。お金もかからないし、クレジットカードと同じサイズなので、持ち運びもラク!身分証明書をどうしようかいつも困っている人は、ぜひマイナンバーカードを作ってみましょう!!
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