テレワーク(在宅勤務)の電気代はいくら?誰が払う?節約方法をまとめて紹介
この記事の目次
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートワーク・テレワークで在宅勤務を継続している企業が増えています。私たちエネチェンジ編集部が所属するENECHANGE株式会社でも、「ウィズコロナ宣言」として、今後もテレワークを継続することを発表しました。
テレワークによる在宅勤務で気になることの1つがやはり電気代です。在宅勤務ではエアコンや調理家電など電気代が気になりますよね。
エネチェンジではテレワークのみなさまに役立つ電気代の節約術をまとめて紹介します。電気料金の見直しの際にぜひご活用ください◎
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
- 更新日
- 2022年2月8日
テレワークで電気代はいくらかかる?電気代の高い家電をまとめて紹介
テレワークで在宅をするときにテレワークで電気代はいくらかかるのか、気になりますよね。どの家電が電気代が高く注意が必要なのでしょうか。高い順に年間の電気代の目安をまとめてみました。
特に、これらの家電を使うときに節約を意識すると効果が大きいでしょう。
- エアコン
- エアコンにかかる年間電気代は、エアコン1台あたり約16,000円~52,000円となります。部屋の広さによってかかる電気代は変わります。
- 洗濯乾燥機
- 洗濯容量11kg/乾燥容量6kgの洗濯乾燥機にかかる電気代は、1日1回毎日洗濯乾燥したとして年間約5,800円~21,000円となります。
- 食器洗い乾燥機
- 11リットルタイプの食器洗い乾燥機を毎日2回ずつ使った場合の電気代は、年間15,176円となります。電気代の安い時間帯をうまく利用できれば電気代を節約できます。(電気代参照機種:パナソニックNP-TZ200)
- 冷蔵庫
- 冷蔵庫にかかる電気代は年間約7,100円~9,300円となります。サイズによって電気代は変わりますが、冷蔵庫はサイズが小さい程電気代が安いというわけではありません。
- 照明器具
- 12畳向けLEDシーリングライトの年間電気代は、1日8時間毎日使用したとして1台あたり2,700円となります。LEDではなく蛍光灯シーリングライトをお使いの場合は電気代はさらに高くなります。
他の家電の電気代など、さらに詳しい情報は以下の記事もご確認ください。
電気代の高い家電と効果的な節約ポイントをまとめました
テレワークで電気の使用量は本当に増える?在宅勤務日と出社日を比較
気になる電気代ですが、テレワークで在宅勤務になると電気の使用量は実際に増えるのでしょうか。私たちエネチェンジを運営するENECHANGE株式会社の社員の出社日と在宅勤務日の電気の使用状況を比較してみました。
出典:ENECHANGE
パソコン、エアコンなどの利用はもちろんですが、食事の準備で電子レンジなどにも電気を使用します。グラフからは午前9時以降、夜までの使用量が増えていることがわかりますね。その分、電気代も増えてしまうというわけです。
テレワークで在宅勤務、電気代や通信費は誰が負担するの?
テレワークが導入されて在宅勤務をはじめると、気になるさまざまな経費。電気代や水道代などの光熱費の他、パソコンやスマートフォンなどの機器、通信回線、細かいところでは文房具などの費用もかかります。これらの負担はどのようになるのでしょうか。
パソコンなどの機器は会社からの貸与、また備品については購入して経費として申請するなどの対応が一般的とされています。電気代などの光熱費や通信費については私生活での利用との切り分けが難しく、会社によって対応が違うようです。
長期間のテレワークの環境を整えるために一時的な支援金を支給する企業、毎月一定額の手当を継続して支給する企業などもあります。
- パソコンやスマートフォンなどの機器代金
- 一般的には会社から貸与される機器を使用します。持ち帰る場合や個人の機器を使用する場合はセキュリティ対策など会社のルール確認しておきましょう。
- 文房具などの備品
- 会社の規程にそって業務用に購入する備品であれば経費として認められるでしょう。領収書を保管して精算の申請を忘れないように行いましょう。
- 電気代・水道代・通信費
- 会社の規程によって一定額の在宅勤務手当が支給されてそこに含まれる場合、全額勤務者負担となる場合などがあります。
テレワーク(在宅勤務)に役立つ電気代の節約術
1日の電気使用量の増加はわずかでも、1カ月のほとんどを自宅で過ごす場合、電気代の明らかな増加を感じるようになるでしょう。すぐに役立つ電気代の節約術をまとめました。簡単な節約術からまずは試してみてくださいね!
1人にぴったりな狭めな仕事部屋を用意しよう
電気代を節約するためには、仕事部屋選びも大切です。自宅で日中1人になるのであれば、狭い部屋での仕事がおすすめです。
広いリビングなどで作業をしていると、エアコンや照明、加湿器などの電気代もその分多くかかります。また、テレビや雑誌などの誘惑が多い部屋では集中が途切れてしまうこともあるので注意しましょう。
エアコンは除湿と冷房を使い分け、自動運転で上手に使う
梅雨が明けてエアコンが本格稼働している家庭も多いでしょう。マスクをして過ごすことになる夏、熱中症を避けるためにも上手にエアコンを使っていきたいですね。
エアコンの電気代節約で大切なポイントは以下の4つです。
- もっとも省エネになる自動運転にする
- サーキュレーターを一緒に回す
- 2週間に1度はフィルター掃除をする
- 室外機の周りにものを置かない
- 除湿と冷房の違いを知って使い分ける
エアコンの自動運転が節約につながる理由とは……
エアコンは自動運転に!エアコン冷房・暖房の電気代を節約する設定方法を紹介!
エアコンは冷房よりも除湿のほうが電気代が高くなるって本当!?
エアコン(クーラー)の電気代、1時間いくら?高い理由は?
また、エアコンは「こまめにオン・オフ」と「つけっぱなし」、どちらがオトクかで議論に上がることが多いですが、実はどちらが絶対おトクということはありません。30分程度の短い外出などであれば、つけっぱなしがおトク、それ以上の比較的長時間になる外出であれば、都度オン・オフしたほうがおトクになります。くわしくは以下の記事もご覧ください。
24時間エアコンをつけっぱなしにして実験してみました。結果は……
トイレの使い方を見直す
トイレのも使い方の見直しでも電気代の節約ができます。
ウォシュレットなどの温水洗浄便座は季節にあわせて適切な温度にしましょう。また、便座の蓋をしめておくだけでも電気代がわずかに変わります。
簡単で効果が大きいのは電力会社の切り替え
電力会社や電気料金プランの切り替えは、特別な努力が不要で簡単にできる家計の節約術です。一口に電気料金プランといっても、昼間の電気料金が安く設定されているものや、一定の使用電力量まで定額で電気が使えるものなど、さまざまな種類があります。ライフスタイルにマッチした電気料金プランに切り替えれば、節約につながりますよ。
電気・ガス比較サイトのエネチェンジでは、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電気料金プランを見つけられます。お得なキャンペーンを実施している電力会社も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
電気代削減のための電力会社の切り替え、デメリットはあるの?
切り替えることで、節約にはなりそうだけど、デメリットが心配で契約に踏み切れないという方も多いはずです。そこで、よくある質問・疑問に回答します!
- Q. 停電が増える確率は?
- A. 0.00%です。
電力会社を変えても、これまでと同じ電線を通じて各世帯に電気は届きます。これまでと同じように電気を安心してご利用いただけます。 - Q. 携帯電話の契約に代表されるような縛りはあるの?
- A. 解約違約金がないプランが多数です。
解約違約金がないプランを選ぶことで、いつでも自由に電力会社を選べます。 - Q. 賃貸アパートやマンションでも申し込めるの?
- A. 世帯主あてに電気使用量のお知らせ(検針票)が届いていれば、お手続きいただけます。
しかしながら、マンションなどの建物で電力会社が決まっている場合(一括受電)は、お申し込みいただけません。ご注意ください。 - Q. 契約した電力会社が倒産したらどうなるの?
- A. 倒産したとしても、電気が突然届かなくなることはありません。国の取り組みで、地域の送配電会社や旧一般電気事業者に対して、すべての世帯に電気を届けることが義務付けられているためです。
- Q. 電力会社の切り替えにお金がかかるの?
- A. かかりません。
多くの電力会社は初期費用がありませんが、初期費用がある電力会社もあります。 - Q. 電力会社の切り替えに、工事は必要なの?
- A. いいえ、必要ありません。アナログ式の電力メーターからスマートメーターへの取り替えを行いますが、設置費用は無料、原則として立ち会いも不要です。
テレワークでの在宅勤務で高くなった電気代を節約しよう
テレワークでの在宅勤務で気になる電気代を節約したいなら、電気の切り替えがおすすめです。
家電の買い替えのようば初期費用もかからず、面倒な工事も基本的には必要ありません。電気は毎日使うものですから、少しでもお得なものを選べば生活費の節約につながります。お申込みで限定特典がもらえる電力会社もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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