【2024年最新版】電気代の高い家電ランキング!一番電気代のかかる家電は?
電気代の高い家電ってどの家電だと思いますか?
高い電気代に悩んでいる人は、電気代の高い家電を知っておきましょう。その家電の節約ポイントを抑えることができれば、電気代の節約がしやすくなるからです。
そこで、この記事では電気代の高い家電をランキングで紹介していきます。また、各家電の効果的な節約ポイントもまとめたのでぜひ参考にしてください。
電気代の高い家電を知って節約していきましょう!
また電気代を圧迫する原因は、消費電力の高い家電を利用するだけではありません。原因がわからない電気代の高さに困っている方は「電気代が高い原因は?原因の調べ方や電気代節約の方法を徹底解説!」も参照ください。
- 更新日
- 2024年11月12日
電気代がかかる家電ランキング
季節によって使用頻度が変わる家電があるため、今回は冬・夏ごとにランキングを分けました。
ご紹介するランキングはあくまで一般的なものです。家電の電気代は使い方やライフスタイルによって変化します。家庭によっては、電気代が多くかかる家電が異なる場合があることには注意してください。
一般的に電気代がかかる家電を知って、その家電の電気代を節約すれば、より効率的に全体の電気代を節約できます。
このランキングを参考に自分の家ではどの家電の電気代が高いか考えてみましょう。
【冬】電気の使用割合が多い家電ランキング
冬に電気の使用割合が多い家電はこちらです。
順位 | 家電名 | 電気の使用割合 |
---|---|---|
1位 | エアコン | 17.0% |
2位 | 冷蔵庫 | 14.9% |
3位 | 給湯 | 12.6% |
4位 | 照明 | 9.2% |
5位 | 炊事 | 7.8% |
6位 | 待機電力 | 5.5% |
7位 | テレビ・DVD | 4.2% |
8位 | 電気ストーブ | 3.8% |
9位 | 洗濯・乾燥機 | 2.2% |
10位 | こたつ | 2.1% |
11位以下は、電気カーペット(1.8%)、パソコン・ルーター(0.9%)、温水便座(0.6%)、その他(17.4%)です。
出典:冬季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁
冬は暖房のためのエアコンや、お風呂の給湯の使用割合が多くなります。電気ストーブやこたつ、電気カーペットなど、各家庭で暖房にどの家電を使っているかで使用割合は大きく変わるでしょう。
【夏】電気の使用割合が多い家電ランキング
夏に電気の使用割合が多い家電はこちらです。
順位 | 家電名 | 電気の使用割合 |
---|---|---|
1位 | エアコン | 38.3% |
2位 | 照明 | 14.9% |
3位 | 冷蔵庫 | 12.0% |
4位 | テレビ・DVD | 8.2% |
5位 | 炊事 | 7.8% |
6位 | 待機電力 | 4.0% |
7位 | 給湯 | 3.1% |
8位 | 洗濯・乾燥機 | 1.8% |
9位 | パソコン・ルーター | 0.7% |
10位 | 温水便座 | 0.3% |
11位以下は、その他(12.9%)です。
出典:夏季の省エネ節電メニュー/資源エネルギー庁
夏は暑さのせいで、エアコンの使用割合が多くなるのが特徴です。また、使用割合が多い家電は、照明や冷蔵庫など、電気を「つけっぱなしの時間が長い」という点が共通しています。
照明や冷蔵庫などの使用割合がランキング上位なのは、冬の場合と変わりません。これらは一年を通して使用割合が多いため、電気代節約のカギを握る家電といえます。
電気代の高い家電はどれ?節約ポイントは?
この章では、電気代の高い家電について実際どの程度のお金がかかるのか、具体的な金額を紹介していきます。また、家電ごとに節約のポイントもご紹介するので参考にしてください。
それでは電気代の高い家電とその家電の節約ポイントを見ていきましょう。
最新の家電の年間消費電力量、消費電力量をもとに電気代を算出しています。電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。
1. エアコンの電気代は年間18,693円~60,543円程度
エアコンにかかる年間電気代は、エアコン1台あたり18,693円~60,543円となります。部屋の広さによってかかる電気代は以下のように変わります。
畳数 | 年間電気代 | 参照機種 |
---|---|---|
6畳向け | 18693円 | 三菱電機MSZ-ZW2225 |
8畳向け | 21545円 | 三菱電機MSZ-ZW2525 |
10畳向け | 23808円 | 三菱電機MSZ-ZW2825 |
12畳向け | 31992円 | 三菱電機MSZ-ZW3625 |
14畳向け | 35526円 | 三菱電機MSZ-ZW4025S |
18畳向け | 52111円 | 三菱電機MSZ-ZW5625S |
20畳向け | 60543円 | 三菱電機MSZ-ZW6325S |
エアコンの電気代を節約するポイントは以下のようになります。
- 扇風機やサーキュレーターを一緒に回しましょう。(エアコンの働きを助けます)
- 室内温度は夏は28℃、冬は20℃を目安にしましょう。
- 2週間に1度フィルター掃除をしましょう。
- エアコンは自動運転がおすすめです。(一番電気代を抑えられる運転方法です)
- 室外機回りは物を置かないなど常に綺麗にしておきましょう。
冬のエアコン暖房の電気代節約ポイントについて、以下の記事で詳しくご説明しています。
夏のエアコン冷房の電気代節約ポイントについて、以下の記事で詳しくご説明しています。
2. 洗濯乾燥機の電気代は年間6,789円~24,893円程度
洗濯容量11kg/乾燥容量6kgの洗濯乾燥機にかかる電気代は、1日1回毎日洗濯乾燥したとして年間6,789円~24,893円となります。洗濯乾燥機の種類によって電気代が以下のように大きく変わってくるんですよ。
洗濯機タイプ | 1回の洗濯にかかる電気代 | 1回の洗濯~乾燥までにかかる電気代 | 年間電気代(毎日洗濯乾燥した場合) | 電気代参照機種 |
---|---|---|---|---|
縦型洗濯機 (洗濯容量11kg/乾燥容量6kgヒーター乾燥) | 3.4円 | 68.2円 | 24893円 | シャープ「ES-PW11H」 |
ドラム型洗濯機 (洗濯容量11kg/乾燥容量6kgヒートポンプ乾燥) | 2.3円 | 18.6円 | 6789円 | シャープ「ES-X11B」 |
縦型洗濯機とドラム型洗濯機はそれぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 縦型洗濯機
- メリット:汚れがよく落ちる。
- デメリット:乾燥の電気代が高いうえ、洗濯物が乾燥しにくい。
- ドラム式洗濯機
- メリット:乾燥の電気代が縦型よりも安く、洗濯物が乾燥しやすい。
- デメリット:汚れが落ちにくい。
縦型洗濯機は汚れを落とすのに向いていて、ドラム型洗濯機は乾燥に向いています。洗濯機を買い換える時は、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
洗濯乾燥機の電気代を節約するには、お使いの電気料金プランの電気代の安い時間帯を上手に利用していきましょう。夜間の電気代が安いプランを使っている場合は、タイマーで夜間のうちに洗濯乾燥をすませてしまうことで電気代を節約できます。
洗濯乾燥機の電気代節約方法について、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
洗濯乾燥機の買い替えを検討している人向けに、洗濯乾燥機の選び方と、乾燥機能が優れた最新洗濯乾燥機をご紹介しています。
3. 食器洗い乾燥機の電気代は年間17,425.1円程度
電気代参照機種:パナソニック「NP-TZ300」
お使いの電気料金プランの電気代の安い時間帯をできるだけ利用して食器洗い乾燥機を回すようにしましょう。また、ピークシフトプランを使っているご家庭は、高額なピーク時間帯は食器洗い乾燥機を使うのをやめて手洗いするようにしたり、ピーク時間の前に食器洗いが終わるようにするなど工夫しましょう。
4. 冷蔵庫の電気代は年間 7,781円~10,230円程度
冷蔵庫のサイズ | 年間あたりの電気代 | 電気代参照機種 |
---|---|---|
1人暮らし向け(180L) | 8432円 | パナソニック「NR-B18C2」 |
2~3人暮らし向け(365L) | 10230円 | パナソニック「NR-C37ES1」 |
3~4人暮らし向け(450L) | 8153円 | パナソニック「NR-E45PX1」 |
5人以上向け(600L) | 7781円 | パナソニック「NR-F60WX1」 |
- 季節ごとに温度設定を調節しましょう。
- 冷蔵庫のまわりのスペースを空けましょう。
- 食品を詰め込みすぎないようにしましょう。
- 扉の開閉時間・開閉回数を減らしましょう。
電気代を節約したいなら、電気とガスのセットプランに切り替えるのも手!
「エアコンの温度調整をしたり、冷蔵庫の開け閉めする時間を短くしたり、家電の使い方を変えるのは面倒そう……」と感じた方におすすめなのが、電力会社の切り替え。スマホのキャリアを替えて通信費を抑えるように、電気代も電力会社を変えるだけで節約効果があります。
最近では、電気とガスをセットにした料金プランも増えています。セットで申し込むとセット割が適用されたり、支払いがひとつにまとめられて家計管理が楽になるといったメリットが得られますよ。
エネチェンジでは、電気とガスのセットプランを厳選してご紹介。節約額もすぐわかるのでぜひチェックしてみてくださいね。電力会社のみの比較は「エネチェンジ電気料金比較」でできます。
5. テレビの電気代は年間5,828円程度
65インチの4K液晶テレビの電気代は年間5,828円です。
電気代参照機種:SONY 「BRAVIA XRJ-65X90L」
- 高速起動モードがついている場合、必要ないならオフにしましょう。
- 省エネモード設定にしましょう。(省エネモードつきの場合)
- つけっぱなしにせず、見ない時は電源を切りましょう。
2Kテレビと4Kテレビの違いについてや、サイズ別の電気代の違いなどは以下の記事でご説明しています。
テレビの電気代節約方法について、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
6. 照明器具の電気代は1台あたり年間3,856.2円程度
電気代参照機種:パナソニック「HH-CG1237A」
人のいない部屋の照明はこまめに消しましょう。また、現在照明器具はLEDにシフトしてきており、昔の蛍光灯照明を使っているご家庭はLED照明に変えることで電気代を大きく節約することが可能になります。
LED照明と蛍光灯照明の電気代の違いについて、以下の記事でご説明しています。
7. アイロンの電気代は年間2,640.2円程度
電気代参照機種:パナソニック「NI-WL708」
アイロンの消費電力は1400Wと大きいので、電気代の高い時間帯に使ってしまうと電気代がとても高くなってしまいます。アイロンはお使いの電気料金プランの電気代の高い時間を避けて使うようにしましょう。
8. 炊飯器の電気代は年間2,517.2円程度
電気代参照機種:象印「NW-FC10」
炊飯器はお使いの電気料金プランの電気代の高い時間帯を避けて使うよう心掛けましょう。ご飯をまとめて炊いて小分けにして冷凍保存しているご家庭は、電気代の安い時間帯にタイマーで炊飯するようにすると、電気代をとても安く抑えることができますよ。
最新の炊飯器のタイプごとの電気代比較を以下の記事でご説明しています。
9. ドライヤーの電気代はひとり年間2,263円程度
電気代参照機種:パナソニック「EH-NA2K」
お使いの電気料金プランの電気代の高い時間帯を避けて、ドライヤーを使うようにしましょう。また、家族人数が多い場合は、朝晩などドライヤーだけでなく、家族が電気をたくさん使う時間帯の電気代の安いプランをしっかりと選ぶことも大事です。
10. 電子レンジの電気代は年間1,856.9円程度
電気代参照機種:パナソニック「NE-FL1C」
電気料金プランの電気代の高い時間帯をできるだけ避けて使うようにしましょう。
電子レンジの電気代について、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
11. 掃除機の電気代は年間最大で1,357.8円程度
電気代参照機種:パナソニック「MC-SR620K」
掃除機の集塵方法による違いや電気代の違いについて、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
電気代の高い家電まとめ
電気代の高い家電ランキングをご紹介しました。また、各家電ごとの節約ポイントもわかりましたね。
それぞれ家電ごとの節約ポイントでもご説明したように、家電の電気代を節約するには最適な電気料金プランを選ぶことと、そのプランの電気代の高い時間帯を上手に避けて家電を使うことがとても重要なポイントとなります。
電気料金プランを見直したことがない人は、最適プランで電気代を節約していくために、エネチェンジで電力プランを比較して選びましょう!
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