卒園式に父親が出席する場合の服装・マナー
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わが子の卒園式、最近では夫婦そろって出席する家族も多いようです。母親や子供の卒園式での服装のマナーについては小耳にはさむことも多いかもしれませんが、父親の服装のおすすめやNGはあるのでしょうか?卒園式にふさわしい父親の服装を探ってみましょう。
卒園式の服装の基本
スーツの色
卒園式にはフォーマルさが求められます。スーツの色は黒、またはダークカラー(濃紺、ダークグレー)のスーツがおすすめです。普段仕事で着ているスーツでも問題ありません。
シャツの色
シャツは白、または白地に淡い色のストライプなどが無難です。薄いブルーなどでも構いません。濃い色のシャツは派手になりすぎてしまうので避けましょう。また白いシャツは汚れが目立ちます。襟まわりが汚れていないかどうか事前にチェックして下さい。黄ばみなどがあるようであれば、事前にクリーニングに出しておくか、つけおき洗いをするなどして対策をしましょう。
ネクタイの色
派手になりすぎず、落ち着いた印象のものがベストです。シルバーやグレー、白地に黒のストライプなどがおすすめです。
ベルト、靴
黒の革がおすすめです。靴はビジネスシューズで問題ありませんが、紐の革靴があればベストです。しっかりと磨いてキレイな状態で履いていきましょう。また踵の擦り減りや革破れなどがあれば、この際にまとめて靴屋さんでメンテナンスをしてもらうと良いでしょう。
ポケットチーフ
必ずしも必要ではありませんが、式典のためあったほうが良いアイテムで、見た目もお洒落です。
ポケットチーフはネクタイと色を合わせるのが一般的。ポケットチーフには様々な折り方があり、おしゃれなイタリアの男性はオリジナルの折り方をすることもあるそう。ちなみに折り方は「これでないといけないい」というきまりはありません。ベーシックな折り方については下記サイトを参照して下さい。
参照:ファッション通販サイト – NY.online (NYオンライン)
カフスボタン
ポケットチーフと同じく必ずしも必要ではありませんが、着用するとドレッシーな印象になります。
注意すること
卒園式での保護者の服装で注意するべきなのは、子供よりも華美になりすぎないことです。卒園式の主役は子供だということを忘れずに服装を考えましょう。また式典であることも忘れてはいけません。式典に出席する服装にはフォーマルさが求められます。ジャケットとネクタイの着用は必須です。
礼服でもいいのか?
フォーマルな服装ということで「礼服でもいいのか?」と考える人もいるかもしれません。かつては礼服で出席する保護者もいましたが、近年ではほとんどの父親がスーツで出席します。同じ黒でも礼服の黒とブラックスーツの黒は質が異なり、離れてみればそれが礼服なのかブラックスーツなのかがわかります。“礼服はNGではないけれど着ている人は少ない”ということを考慮のうえ、服装を考えましょう。
地域や幼稚園によって特色や指定がある場合も
一般的には男性の服装はダークカラーのスーツですが、幼稚園から服装を指定される場合や、地域の特色で礼服を着る人が多いということもあります。一番良いのは近所の人や同じ幼稚園の卒業式に出席したことがあるお父さんに聞くことですが、男性の場合はなかなかそういったネットワークが作りにくく、聞ける相手がいないことも多いですね。その場合は幼稚園の先生にさりげなく聞いてみると良いでしょう。
卒園式、父親の服装はスーツを選ぶのがベスト
気を付けるべき点はいくつかありますが、男性の場合はダークカラーであれば普段のスーツでも対応できるため、女性よりも準備しやすいといえます。卒園式では父親も服装のマナーに気を使い、夫婦でお子様の門出をお祝いしたいですね。思い出に残る良い卒園式になりますように。
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