快眠にも!湯たんぽの効果5つ!
この記事の目次
寝る前の布団に入れておいて温めるだけが、湯たんぽの使い方だと思っていませんか?それだけではもったいない!湯たんぽの効果的な使い方で期待できる嬉しい効果や、注意する点などについて紹介します。
湯たんぽを使う方法と効果5選
中国では7世紀から日本では14世紀から使われている湯たんぽ。未だに少しずつ形を変えながらも使われ続けているのには理由があります。
寝る時に「おしり」に当てて快眠効果
1番基本的な使い方は、寝る前に布団の中に湯たんぽを入れておいて温まった布団にもぐり込んで寝る!という方法ではないでしょうか?湯たんぽの良い点は入れたてが最も熱くて、朝に向かって徐々に冷えていくところ。
暖かさで血流が良くなり気持ちの良い睡眠が得られて、朝はスッキリ目覚めることができます。おしりに当てて寝れば温かい血液が足の先まで循環しますよ。
参照:ぽかぽか湯たんぽ使い3ステップ:日経ウーマンオンライン【冷えとりバイブル】
入浴前に「腰、お腹、腕、太もも」に当てて冷え性改善
寒い冬は、家に帰ったら早くお風呂に入って温まりたいですよね!でもそれでは身体の芯が温まっていないかもしれません…。冷たい身体のままお風呂に入っても温まるのは身体の表面だけで、身体の芯は温まっていないのです。
そこで登場するのが湯たんぽ。理由は、
- お風呂に入っても芯が冷たい
- 芯が温まるまでお湯につかる
- のぼせる
- ならば事前に湯たんぽで身体を温めよう!
というわけです。冷たい手やつま先を温めるよりも、「腰、お腹、腕、太もも」を温めた方が暖かい血液が全身に行き渡りますよ。
「子宮」に当てて生理痛解消
湯たんぽはサイズが豊富にあるので、小さめのタイプを選べば温めたいところに当てやすいですね。冷えから起こる生理不順や生理痛は、子宮のある場所を温めてあげることで軽減できます。
「凝りのポイント」に当ててコリの解消
冬は寒くて姿勢が悪くなりがちです。姿勢が悪いと血流が悪くなり身体が凝り固まって辛いですよね。身体が凝ったままだと頭が痛くなって吐き気がしたりすることも……。そんな時は凝りが辛いポイントに湯たんぽを当てましょう。
血流を良くしてこりを改善してくれますよ。
参照:ワンポイントアドバイス|湯たんぽでほっこり快眠生活|三春南東北 リハビリテーション・ケアセンター
「お腹」に当ててガス腹や便秘解消
冬は特にお腹にガスが溜まったり便秘になったりするという人は多いのではないでしょうか。腸を冷やすと腸の働きが悪くなりガス腹や便秘を招くのです。ガスを溜めていると体内のガスが血液中に溶け込み毛穴から発散され、臭い体臭になることも……怖いですね。お腹を暖めることで腸の働きを助け、便秘しらずのスッキリしたお腹を目指しましょう。
湯たんぽを使う時の注意点とアイディア
注意するのはお湯を入れる時だけじゃないのです。湯たんぽを使う時の注意点とお湯の再利用方法も紹介しますね。
火傷に注意
皮膚科のHPでよく注意を呼びかけているのが、湯たんぽでの低温火傷です。湯たんぽを使う時には必ず布でくるんでから巾着のようなものに入れて、紐をしっかり結んで絶対に肌に直接触れないようにしましょう。低温火傷は水ぶくれになって壊死してしまったり、痕が残ったりすることが多いのだそうです。
参照:湯たんぽによる低温やけどにご注意ください | わかばひふ科クリニック
湯たんぽの残り湯再利用
毎回お湯を捨てるなんてもったいない!と思う人には、
- お風呂を沸かす前に風呂に入れる
- 次の日にまた沸かして使う
- 洗濯に使う
- 朝の洗顔に使う
という再利用法はいかがでしょうか?水は大事に使いたいですよね。
湯たんぽ効果まとめ
古くからずっと使われてきている湯たんぽの効果ってすごいですね。100円ショップでも手に入る湯たんぽを活用することで冬の冷えからくる体調不良を事前に防いだり、改善したりすることができます。湯たんぽを正しく使ってポカポカに過ごしましょう。