冷蔵庫内が臭い原因は?!おすすめのニオイ対策方法
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冷蔵庫を開けた時や、冷蔵庫の中のモノを取り出した時に、なんとなく臭い、イヤなニオイがすることはありませんか?「冷蔵庫のニオイだから仕方がない」と思っていましたが、どうやら冷蔵庫内が臭いのには、原因と対策方法があるようです。
冷蔵庫の中が臭い原因って?
キレイに使っているつもりでも、いつの間にか何とも言えない微妙な臭いニオイがしてしまうことがある冷蔵庫の中。皆さん「ウッ!!」と一瞬呼吸を止めた経験があるのではないでしょうか。あの嫌なニオイの原因、発生源は何でしょうか。
- 冷蔵庫の中の傷んだ食べ物
- 傷んでいないが、食品のニオイがミックスしている
- 食品を保存しているビニールやパックが原因
- 冷蔵庫の中でこぼれた食べ物のカスや汁
- 冷蔵庫の中でカビが発生している
冷蔵庫の中が臭い原因は、このような理由が考えられます。
臭いニオイの原因をチェックして掃除をしよう
掃除の用意
冷蔵庫をキレイにするために掃除用品を準備しましょう。
- 掃除機
- ふきん
- 消毒用エタノール(無ければホワイトリカー)
あれば便利
- 重曹
- 綿棒
- キッチン用漂白剤
- ゴム手袋
掃除の手順
- 冷蔵庫の電源を切ります。
- 中身をすべて取り出します。
- 傷んでいる食材や古くなった食材を廃棄します。
- 冷蔵が必要な食材は、保冷バッグや発泡スチロールに入れて置くか、家の中の涼しい場所へ避難させましょう。
- 冷蔵庫内のパーツで、外せるものはすべて外して、洗剤とスポンジで洗います。
- ふきんに消毒用エタノールを吹きかけて冷蔵庫内を拭き掃除します。
- エタノールは消毒作用・除菌の作用があります。二度拭きは不要です。
- こびりついた汚れがある時は、ふきんに重曹を付けてこすります。重曹はクレンザーの役割をします。
- 冷蔵庫のパッキンはカビが発生しやすいです。しっかりエタノールかホワイトリカーでふき取りましょう。
- 洗って乾かした冷蔵庫のパーツも、消毒のためにエタノールを吹きかけて拭いたあと冷蔵庫内にセッティングします。
カビや黒ずみがある時
重曹で擦る、消毒用エタノールで拭くなどの方法でほとんどのケースに対応できますが、それでも対処しきれないときは漂白剤を使いましょう。
- ゴム手袋をしてキッチン用漂白剤を5倍に薄めた液体を作ります。
- 綿棒の先に液体を浸して吸わせます。
- 黒ずみ、カビの部分をハイターをしみこませた綿棒で擦ります。
- 少しおいてからふきんで水拭きします。
食材を入れている入れ物をチェック
いったん冷蔵庫から出した食材はそのまま戻さずに、これからも使うものなのか、それとも捨てても問題ないものなのかをチェックしましょう。冷蔵庫の中にたくさんものを詰め込みすぎてしまうと、冷気の循環が悪くなり、中身をチェックしにくくなってしまいます。「絶対食べる」「○○で使う予定がある」もの以外は処分してしまうくらいの気持ちがあっても良いでしょう。
ドレッシングの瓶やタッパーにもニオイの分子がこびりついていたり、食品からこぼれた汁がついていることがあります。エタノールをしみこませたふきんで拭いて、キレイにしてから冷蔵庫にもどしましょう。
また、ニオイがキツイ食材(キムチや餃子、にんにくを使っているもの)などは完全に密封できる状態で冷蔵庫へ入れます。密封できていないと、食品から出たニオイで冷蔵庫内が臭くなってしまうこともあります。
ビニール袋はそのまま冷蔵庫に入れない!
冷蔵庫内が臭いという原因の一つには、ビニールのポリ袋が関係しているという説があります。スーパーで無料でもらえるポリ袋ですが、しばらく置いておくと妙なニオイがしてくることがあります。冷蔵庫内にいつまでも入れておくと、ニオイが充満して臭いと感じるようです。ジップロックや完全に密封できるタッパーに詰め替えましょう。
冷蔵庫を消臭しよう
冷蔵庫の中をキレイに掃除をし、食べ物にも注意を払ったら、ニオイを消臭してくれるアイテムを冷蔵庫の中に入れておきましょう。わざわざ「消臭剤」と名の付くものを買わなくても、自宅にあるもので簡単に消臭できるんですよ。
こんなもので消臭できる!
- コーヒーの出涸らし
- 重曹
- 木炭
- 真っ黒に焦がしたパン(炭はニオイを吸い取ります。木炭と同じ原理です)
これらをビンやカップに入れて、通気性の良い布をかぶせ、輪ゴムやリボンで口を縛って瓶を倒しても中身が出ないようにします。
冷蔵庫の中の開いているスペースに入れておくと、ニオイを吸い取ってくれるのでおすすめです。木炭は効果がなくなったと思ったら、天日に当てればまたニオイを吸うようになります。
重曹は湿気も吸い取ってくれますが、湿気を吸うとかたまりになります。コンロについた油汚れの掃除や、シンクの中を磨く研磨剤として使えますので、ニオイ取りの後もお掃除で活躍してもらいましょう。
冷蔵庫内を臭くしない!普段から注意したいコツ
冷蔵庫の中にはある程度の余裕をもつ
冷蔵庫にモノをぎゅうぎゅうにつめてしまうと、中にあるものを自分で把握できなくなり、結果として「傷んだ食材が入っていて臭くなってしまった」ということになりがちです。冷蔵庫の中は全体を見渡せるくらいの余裕をもって食材を入れましょう。空間が多くなることで冷気も循環しやすくなります。
食品を入れるときはしっかり密封させる
お皿にラップをかけずに冷蔵庫にモノを入れる、タッパーのふたを完全に閉めないまま食品を入れるということをしてしまうと、冷蔵庫の中で汁がこぼれたり、食品のニオイが混じって中がまた臭くなってしまいます。ラップやジップロックでしっかり密封してから冷蔵庫に入れる、タッパーのふたをきちんと閉めるなど、日ごろからちょっとしたことに注意を払うだけで随分違いますよ。
こまめに少しずつ掃除をする
今回のような大掃除を頻繁にせずとも、気づいた時に冷蔵庫の中を少しずつ拭き掃除するなどして、清潔な状態を保つようにしましょう。うっかりこぼしてしまった汁も早いうちにふき取れば問題ありませんし、壁面や棚に汚れがこびりつくということも防げます。
冷蔵庫内の臭いニオイを防ぐためには、日ごろの使い方から見直そう
冷蔵庫内が臭い原因は、食べ物や汚れ、カビなどです。臭いニオイが気になる時には中身を取り出して大掃除をしましょう。また日ごろから、冷蔵庫の中にモノを詰め込みすぎないようにする、棚をこまめに拭き掃除するなどの方法で臭いニオイの発生源を絶つようにすると、大掃除の頻度も減ってラクになりますよ。
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