高田泰(政治ジャーナリスト)の記事
高田泰(政治ジャーナリスト)の新着記事
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香川県の豊島(てしま)では、太陽光発電による自然破壊に反対運動が起こるなか、設置に関するガイドライン案をまとめました。しかし、このガイドラインは法的に強制力を持ちません。FIT法により太陽光発電の設置が促進されているなか、全国で反対運動も拡大しています。詳細をお伝えします。
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母島島内の電力を、太陽光発電だけでまかなう実証実験が始まります。世界自然遺産の島母島が「ゼロエミッション・アイランド」として、再生可能エネルギーの普及を進展させるのに一役買うことになりそうです。
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ガス自由化で都市ガスの小売競争が激化する中、安いガス料金で都市ガスを供給し続けるため、滋賀県大津市はガス事業をコンセッション方式で民営化することにしました。自治体の公営ガス経営維持の課題と取り組みについて、大津市を例に解説しています。
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「パリ協定」により地球温暖化対策の国際的な運用ルールが決定され、2020年から各国の温暖化対策が開始されます。石炭火力発電所を推進する日本には逆風となりますが、日本のエネルギー計画はこれからどう展開されていくのでしょうか。現在の動向について解説します。
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2009年の余剰電力買取制度スタート時点から太陽光発電の電力を売電していた世帯の契約が2019年度末で終了(卒FIT)してしまった後の「卒FIT電力」を買い取ろうとする動きが活発になってきました。電力大手だけでなく、新電力や関連企業が相次いで計画や構想を発表しています。詳細をお伝えします。
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2018年秋、九州電力が国内初となる出力制御を実施しました。急激に増えている太陽光発電の存在により、出力制御なしの安定供給に限界がきています。九電と同じように電力の需給バランスが崩れる一歩手前まで来ている地域は他にもあり、2019年には中国など他地域でも出力制御が実施される可能性が出ています。
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さまざまな社会課題に取り組んできた僧侶らにより、今年6月に設立された新電力「TERA Energy」(通称・おてらのでんき)。来年4月から電力供給を開始、収益の一部は人口減少や高齢化で維持困難になった寺のサポート費や、自殺防止などの社会貢献活動に充てられます。詳細をお伝えします。
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福島県葛尾村と福島県の第三セクターの福島発電が、自治体電力「葛尾創生電力」を設立しました。東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故で全住民が村外避難を余儀なくされ、帰宅困難区域を除き避難指示が解除された後も帰村が進まずにいる葛尾村に、避難住民の帰村を促す狙いも込められています。詳細をお伝えします。
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2017年4月の都市ガス小売りの全面自由化以降、新規参入が進んでいません。経済産業省は学識経験者らによる有識者会議を設置、都市ガス小売業界の新規参入を促し、料金引き下げなど利用者の恩恵につなげる方策の検討に入りました。詳細をお伝えします。
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地球温暖化防止の世界的枠組みであるパリ協定を受け、政府は温室効果ガス排出削減の長期戦略を検討する有識者懇談会を2018年8月からスタートさせました。2050年までに温室効果ガスを80%削減するという政府目標を今後どう実現していくのでしょうか。